同値分割
種類分けするときに,処理として同じ扱いをするものを「同値クラス」としてまとめる技法です.正常処理と無効処理という形で,クラスにより振る舞いを変えるときには正常系に分かれるものを「有効同値クラス」,無効となるものを「無効同値クラス」として分けることができます.クラス内での振る舞い(処理)は同じものとして扱いますので,テストデータとして入力するのは代表値だけに絞ることができます.たとえば,カレンダー上の日付を数値入力する場合(1ヶ月を31日とします),1~31の整数は「有効同値クラス」,1~31の整数以外のすべての数値は「無効同値クラス」となります.