信頼の欠如
結束力があり機能しているチームの中心には、信頼がある。信頼がなければ、チームワークの実現は不可能も同然である。 チームを構築するときの信頼とは、メンバー同士が相手に悪意がないことを信じ、グループ内で身を守ったり慎重になったりする理由がないと確信することである。要するに、チームメイトが安心して互いに弱みを見せられなくてはならない。
チームのメンバーが心から安心して自分をさらけ出すことができなければ、保身を気にせずに行動を起こすことはない。逆にそれができれば、互いに計略を張りめぐらせ、政治的かけひきに頼ることなく、やるべき仕事だけにエネルギーと注意を集中できる。