JIS漢字コード
JIS漢字コード:JIS第一・第二水準―文字コード入門―
JIS漢字コードとは?
日本の文字コード規格は、財団法人日本規格協会が日本工業規格(いわゆるJIS規格)の一つとして選定・公布しています。
正式名称は「7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化漢字集合」になります(日本規格協会の該当規格情報JIS X 0208の規格表・JIS X 0213の規格表)。もともとはJIS C 6226として制定されましたが、JISの情報部門の新設に伴ってJIS X 0208に規格番号が移動しています。
JIS C 6226-1978
1978年に日本規格協会から公布された6,802字の文字表です。JIS漢字コードの 出発点ですが、1983年に規格自体の大幅な改訂+規格番号の異同があったため、現在では俗に「78JIS」と呼ばれています(JIX X 0213: が制定される前は「旧JIS」とも呼ばれていました)。
JIS X 0208-1983
1983年に、JIS C 6226-1978の改定版として公布された6,877字の文字表です。俗に「83JIS」と呼ばれています(78JISとの関係で、昔は「新JIS」と呼ばれることもありました)。現在のJIS漢字コードの直接の祖先となります。前に述べたとおり、JISの情報処理部門の新設に伴って、名称が「JIS C 6226」から「JIS X 0208」へと変更となりました。これ以後、JIS漢字コードは「JIS X 0208-改訂年度」の形式で呼ばれることになります。
JIS X 0208-1990
1990年に公布された83JISの改定版です。基本的に83JISの文字表を継承していますが、「人名用漢字別表」の改正に伴い「凜(1-84-5)」「熙(1-84-6)」を追加しているため、登録字数が6,879字と変更されています。
JIS X 0208: 1997(1997のみISOの表記に合わせてコロン「:」に変更)
1997年に公布された6,879字の文字表です。基本的に90JISと同一です。
過去のJIS漢字コードにおける間違いや、従来曖昧だった字形表記の問題(包摂)などを明確化したもので、JIS X 0208の規格としては97年版でひとまずの区切りが打たれた形になります。
JIS X 0208: 2012
2010年11月30日に内閣告示第二号にて告示された常用漢字表の改訂(規格表PDF)に対応して、改訂常用漢字表に準拠した記述の変更が改正内容です。そのため、1997年版と比べて文字の変更はありません。