『私に向けた戯曲』
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『私に向けた戯曲』は、その名の通り、島影が自分自身に向けて書いた戯曲である。感覚的な文章表現で書かれた、抽象的な指示書としての物語である。コロナ禍に入った2020年春に自室にて執筆された。本書の執筆を起点に、日常行為としての詩的な制作群が生まれ、現在も表現未満の実践として継続されている。これら小説の執筆をはじめとした私的で詩的な制作群は、以降の「“現実”の自給自足展」を参照すれば、島影にとっての「個別の現実を立ち上げる」行為に値する。またここで生まれた方法論を親しい関係のつくり手に渡すなど、他者との「遊び」への展開も発生した。 自作書籍
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