007:続・オリジナルなアイデアでヒット作品を生み出すには?
2021/12/10
https://anchor.fm/shigotano/episodes/007-e1bg1gc
最近で言うと、2003年に初めて観た『猟奇的な彼女』(2001年公開)を18年ぶりに観たら、当時は絶対に気づかなかったであろうフレーズが目に留まった。
「彼女」はシナリオライター志望で、たびたび「シノプシス書いたから読んで」と彼に読ませるのだが、その中に「時は2137年、ヒロインは女版ターミネーター」とあった。
これは監督のクァク・ジェヨンが後に撮ることになる『僕の彼女はサイボーグ』(2008年公開)を彷彿とさせる。
その後の『更年奇的な彼女』(2014年公開)と合わせた「アジアの彼女三部作」には「強い女の子と冴えない男子」という共通の構図があり、これが彼の作品理解を助けてくれる。
▼ガンスリンガーガール
https://www.youtube.com/watch?v=OUMutQFBErQ
▼猟奇的な彼女
https://www.youtube.com/watch?v=WovcfQN1a-M