📝ワモフラージュ

すでに終わっている仕事を「順調に進行中」のように見せること。

Work + Camouflage からつくった造語。

例: 二週間で仕上げる仕事を振られている

実働は平日5日 x 2 = 10日

3日で終わってしまったとする

4日目で中間報告があるとする

このとき、ワモフラージュとしては「進捗50%です、順調です」のように報告する

メリット

今後の仕事量を増やされたり、期限を短くされたりするのを防げること

空き時間ができること

勤務中なので何でもできるわけではないが、整理や勉強やその他検討など自分の時間として使いやすい

デメリット

ワモフラージュを適用できる仕事や状況がそもそも限られていること

リモートワークが可能な時代に、未だに出社に倒す・打ち合わせばかりする組織が多いことからわかるように、私たちは密に仕事をしたがる

密なのでそもそもワモフラージュできる余地が少ない（ごまかしが効きづらい）

真面目な人向けの説得

チーム、上司、顧客などと合意が取れているならそれでいい

二週間でタスクAを仕上げよ、と合意したのならそれでいいのである

とにかく二週間で仕上げられたらいい。3日で終わってあとは遊んでました、でも別にいい

ただし、体裁上は「遊んでました」は通じないので、バカ正直に言ってはいけない

特に低性能は性能が乏しいゆえにすぐに頭打ちになるので、一般人のように「終わったから次」「次」と仕事の量と負荷を上げているとすぐに死ぬ

むしろ常にワモフラージュができるくらいの強度がちょうどいい

低性能にとってワモフラージュは重要

そもそも低性能は毎日定時間（7～8時間）、ガッツリ仕事をする事自体が難しい

もちろん仕事内容にもよるが、通常は一般知識、業務知識、細かい空間把握や手先の運用、人間や空気の処理など広域な情報処理を要求され続けていて、かなりの負荷がかかる。低性能ではキャパオーバーである

負荷が少ない方に行って過ごせばいい

仕事も遊びではないし、重要なので、ブラックでもなければ通常は勝手にそうなる

低性能でも生きながらえることは、実はそんなに難しくない

もし負荷の少ない方に行けない、行かせてくれないとしたら、その職場はブラックか搾取的である

あるいは（日本ではレアだと思うが）成果主義的な体制が敷かれているかもしれない

また、これに限らず、ワモフラージュはできるだけ狙っていきたい

真面目な人向けの説得 その2

フリーライダー的で罪悪感を抱くかもしれない

しかし、あなたが気にすることではない

低性能含めて人材を有効活用することは上司やその上の義務である

しかし実際、低性能の活用どころか、理解さえ難しい

一般人と同じように扱ってキャパオーバーさせてきて潰そうとしてくる

低性能は「女性」や「発達障害」以上のマイノリティと言ってもいい

マイノリティであるがゆえに、配慮もされない

つまり配慮できない上位者や組織が無知で無能なだけであって、あなたが悪いのではない

もちろんキャパオーバーに身を置いて心身を壊す道理もない

体裁上問題とならない程度にサボればいいのである

ワモフラージュ含め、このサイトはこのような考えで書かれている

もちろん、すでに見てきたとおり、言うほどかんたんではないし、むしろ人並以上の努力と苦労は要る

ただ、それでも、無配慮にキャパオーバーを強要されて潰れるよりは、はるかにマシである

なので、どうか罪悪感なんか抱かずに、自分を守るためにも、ぜひ自衛してほしい。