📝ルーズ・ディベロップメント
👉️キャッチアップする
Loose Development.
緩やかな成長と変化。
造語。
現代の性質
現代はVUCAであり、先が読めず変化も激しい時代
新卒雇用・年功序列・年金など長期的な保障も信用できない
結果的に大丈夫で保障を受けられる可能性はあるが、その保証がないし、なさそうとの予測が強い
組織でもコミュニティでも土地でも既得権益の中にいるのなら一応は安泰だろうが、低性能はおそらくそうじゃない or もし安泰な低性能がいたとしても、困ってないならこんなところには来ないだろう
別の言い方をすると:
老害になるまでのスピードが早い
守ってもらえる保障もないか、少なくとも薄い
生き残るため、また生活水準を下げないため(できれば上げるため)には、変化に適応していった方がいい
例:
ITが使えているか。PCは?スマホは?
ハラスメントの水準が上がったことを知っているか。昔は通用していた振る舞いを今もやってしまってはいないか?
生成AIは使っているか? etc
緩やかに開発する
とはいえ、必死で勉強や鍛錬を続けるのも大変である
そこで間を取る
「何もしない」と「必死でやる」の間
緩やかに勉強したり鍛錬したり、新しいものを触ってみたりする
これを便宜上、ルーズ・ディベロップメントと呼びたい
Loose ゆるやかな
Development 開発
この言葉の意味は広く、成長や変化のニュアンスも含んでいる
ルーズ・ディベロップメントの戦略
探検と探索がある
1: 探検。近年台頭してきた「新しいこと」についていく
2: 探索。昔から存在するが、今現在自分が持っていないことを手に入れる(思い出すことも含む)
探検
新しい世界に行ってみるイメージ
新しいのであまり整備されておらず、試行錯誤が必要
探索
すでに(少なくともある程度は)確立されている世界に行ってみるイメージ
整備されているので情報は揃っており、探検よりも苦労はしないが、面白みがないかもしれない
正解にどれだけ従えるかというゲームのようなものである
生成AIについていくためにChatGPTを使ってみる、は探検か探索か?
Ans: ちょうど間くらい
探索というほど確立してはいない
ビジネスマンやリテラシーの高い人であれば常識
そうではない層は、名前くらいは聞いたことがあるかもしれないが、使ったことのない人も多い
しかし探検というほどの目新しさはない
ネットや書籍でも十分な情報がある
書店や図書館のPCコーナー・ITコーナーでも一冊くらいは見かけるだろう
同じ例として「動画を投稿する」も挙げられる
YouTubeなど動画を見ている人は多い
SNSやチャットなどテキストで送る人も多い
では動画を投稿する人はどうか?
仲間うちではなくインターネット、コミュニティ、あるいは仕事で投稿するということ
実は少ない
大手IT企業でも少ない、体感だが2人に1人は未経験ではないか?
一方で20代前半以前の若者は当たり前のように使っている、逆に2人に1人は「必要に応じて投稿する」レベルではないか?
実際、業界にもよるがビジネスで見かけることはまだまだ少ないだろう
Office文書の方が圧倒的に多いのではないか
探検というほどではないが、探索と言い切れるほど整備されきっているほどでもない
「知っている」と「使える」の違い
ルーズ・ディベロップメントが目指すのは「使える」
やっているか、やったことがあって、使い方がわかる
いざ仕事や生活で本当に必要になったときも、まがいなりにも使える or 頑張れば追いついていける
少なくとも話にはついていける
別の言い方をすると、置いてけぼりにならない程度の水準にあげておく、とも言える
搾取にご用心
ルーズ・ディベロップメントで身につけたことを無闇に使うと、つけこまれて搾取されるので注意
例:
(PCスキル身につけて使った結果)PCに詳しいから、とPC作業全般を押し付けられる
(筋トレを続けて強くなった結果)体力があって力もあるから、と力仕事全般を押し付けられる
(趣味で動画投稿したのがバレた結果) 特別ボーナスや既存仕事の免除もなし、会社や部門のSNS運用を丸投げされる
(ChatGPT使いこなせるようになって生産性が上がった結果)仕事量が増える、給料やランクが上がるわけでもないのにたくさん振られる
能ある鷹は爪隠すの気持ちで振る舞えばいい
📝ワモフラージュも活用する