ワーカー
スペシャリスト階層の部下。
階層が曖昧な日本の企業では、ワーカーとスペシャリストの区別が無いために未熟者が何年か職歴を経ると部下を持ち、やり方を変えるなど自発的な行動が求められてしまう。
だから人材開発も組織開発も進まない。
これを克服するために、ワーカーとスペシャリストの線引が必要。
スペシャリスト資格と、その条件(試験制度と準備教育カリキュラム)を明示する。
スペシャリスト候補者(トレーニー)段階は、ワーカーとみなす
※旧単語集の内容
数値責任を持たない人。
任務(=義務):上司であるマネジャーから作業を割り当てられ、ルール(規程・命令・慣習)にしたがって作業を果たす。
出来なければ対策を打たなければいけないが、責任はないから処罰されるとは限らない。
正確・完全にやり遂げるには熟練と創意工夫が必要で、仕事をマスターするには努力が必要。
tt_standard.icon この「創意工夫が必要」当たりは事実である一方で定義としてはふさわしくなかったんだろう。原則は決められた作業を決められた道具で決められた手順で完全に行うことが絶対である。その通りに作業がされていれば、結果は問わない、というのがチェーンストアの原則。