獲得形質の遺伝(要不要説)
フランスの博物学者であるラ・マルクが提唱した進化論の一種。
いかなる動物もよく用いる機能は強められ、使わない機能は退化するとする用不用説と、その変化が子に受け継がれ、それ以降の代でも変化が継続することによって環境に適合した様態に進化するとする獲得形質の遺伝という二つの論理的軸により構成される。
全ての生命の進化に対して、完全に環境に適合した完全体を想定しているという点において目的論的であり、キリスト教のドグマの重力圏にある説として、のちに自然科学界から批判されることとなった。