Rembrandt
https://www.youtube.com/watch?v=NotIFQRPnjo
レンブラント『ポーランドの騎手』
この絵に関しては謎が多く、レンブラントが誰のために何の目的で書かれたのか分かっていない。描かれた人物は誰なのか、単にファンシーピクチャーとして描かれているのかすら不明
騎手は典型的なポーランド衣装に包まれている。右手にはナトジークを持っており、17世紀のポーランド王が暗殺されかけた際に使われた武器である
この絵は1650年代に書かれたと推察されており、丁度レンブラントが最盛期から転落していく時期とも重なる
オギンスキがオランダに旅行した際にこの絵を持ち帰り、ポーランド最後の王であるスタニスワフ王へと献上した
https://www.youtube.com/watch?v=53t9q_SHuiw&list=PLvb2y26xK6Y5fL_MDdSOB8FlqNGkLKSWb&index=22
レンブラント「小川で水浴びをする女性」
当時家政婦でもあり愛人でもあったヘンドリッキエ・ストッフェルドホテル・ヤーヘルをモデルとしている
題材としては、ギリシャ神話のカリスト―であると言われている。カリスト―はアルテミスの従者であるが、ゼウスと交わったことが発覚した後アルテミスによって罰せられ熊へと姿を変えられてしまう。17世紀オランダではこの物語が再翻訳され、そこでは罰せられず荒野をさまよっているとされている。
水浴びをしている様子から、レンブラントはこの再翻訳された物語を参考にしていると言われている
ヘンドリッキエは結婚もせずに男性を暮らしていることから、教会から追放されておりそれがカリストーの様子と一致している