撮影用の照明(ライティング)
基礎から学習するための資料
手軽に記事が書けてしまう分野なので,ブログ記事等よりもプロが商業媒体に書いたものを読むほうがよい
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以下,すぐに結果がほしい人向けのショートカット
これを読んでも技術は向上しないので,基礎学習用資料を読んだほうがよい
注意
原則として,使う光源は1種類のみとする(ミックス光源は使わない)
自然光以外のものを使いたければ,基礎学習用資料を参考にする
自然光のみで行う簡単なライティング
方針
機材は少なめ
背景紙(白ダンボールなど)
レフ板(A3用紙,なければコピー用紙をテープやホチキスで貼り合わせる)
三脚
窓とレースカーテン
後補正・切り抜き等は制限しない
影を斜め奥に出す(順光)
https://gyazo.com/6a81343161408729ca1f7200d67759c1
自然光のみで撮影(カーテンごしに左手前から;右奥にレフ板がわりのA3用紙)F16 +1.7EV
Lightroom でゴミ除去,左手前を明るく補正 (+0.5 EV)
Photoshop で背景塗り足し
影を手前に出す(逆光)
例
https://gyazo.com/74dde805d5889af7fd8b3875c0fd3fd4
自然光のみで撮影(カーテンごしに奥から;手前にレフ板がわりのA3用紙)F16 +1.7EV
Lightroom でゴミ除去,奥を明るく補正 (+0.5 EV)
Photoshop で背景塗り足し
真上から撮影
立体感を消す,最近流行りっぽい撮り方
例
https://gyazo.com/00c21612eaf417dfa0063310b67df77c
自然光のみで撮影(カーテンごしに上側から;手前にレフ板がわりのA3用紙)F4 +1.7EV
Lightroom でゴミ除去,手前側を明るく補正(+0.5 EV),青っぽく補正
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高度なライティング
スタジオでは以下のようなテクニックが使われることもある(装置は大掛かりになりがち)
黒締め
被写体のそばに黒い物体を置き,陰影や輪郭をはっきりさせる
透明物や,切り抜きを行う場合に有効
ライトテーブル撮影
被写体の背後から均一な光を当てて撮影する