コンスルー
コンスルー (英語名: Conthrough) とは、マックエイトが製造する部品。
はんだ付けをしなくても、バネがスルーホールに対してつっぱることで電気的接点を持つことができる。
https://gyazo.com/cd7b70fbe5f576096ee3320f3a4a7cdb
(画像はHelixのビルドガイドより)
はんだ付けしなくてよいため、必要なタイミングで追加の工具なしにPro Microを取り外すことができる。これによって様々な組み立てミスや事故が防ぎやすくなる(取付箇所を間違えた、Pro MicroのUSB端子がもげたなど…)。 ばねで固定するため、スルーホールの穴径に制限がある(φ0.85mm)。これは通常の2.54mmピッチのピンヘッダに対しては細いため、コンスルーサポートを謳うキーボードでなければ使えないと思ったほうがよい。
ばねを穴の中に押し付けて摩擦を作ることで保持しているので、抜き差しをするたびに穴の内側が摩耗して電気的接点を作りにくくなる。そのため、抜き差し回数に上限がある。本来キーボード基板側につけるべきであるが、Pro Microの穴径がコンスルーの支持穴径よりも大きいためPro Micro側にはんだ付けが必要である。スイッチサイエンス版Pro microはコンスルーサポートのため、基板側にはんだ付けをすることができる。もしくは、両側ともはんだ付けしなくてもよい。 遊舎工房やKochi Keyboardで購入できるPro Microには付属している他、同店舗で単体でも購入できる。スイッチサイエンスも販売をしているが、こちらはスイッチサイエンス版Pro micro向けで遊舎工房より高さがわずかに低い。スイッチサイエンス版Pro microはPro Microよりも部品の高さを低く設計してあるからである。そのため、スイッチサイエンス販売のコンスルーを使ってPro Microを裏返しで基板に取り付けようとすると部品がぶつかって取り付けることができない。