PCB設計でよくあるミス
DRC系
意味ないエラーに隠されて、大切なDRCエラーを見落としてしまう。 物理系
PCB自体の大きさ・形が間違っている。(ケースがすでに存在する場合)
PCB に乗せた部品がケースやプレートに干渉する(ケースがすでに存在する場合)
USBコネクターの配置が間違っている。
パーツの厚さのせいでPCBがケースに入らない。
キーの配置が間違っている。
パーツが重なって配置されている。
ネジ穴の大きさ・配置が間違っている。
トレース(配線)系
トレースが交差している。
トレースが別ネット(信号)のパッドや穴と重なっている。
トレースがPCBからはみ出ている。
意味がないトレースが意味なく場所を取っている。
トレースとパッドの間隔が近すぎる。
DRCがOKと言っても、パッド周辺のレジストがかかっていないエリアをトレースが通っていると半田付け後にショートする。 トレースが繋がっていない
表面だけ配線して, 裏面のパッドの配線を忘れる
DRCで確認しよう!
トレースが回路図の時点で繋がってない
RowやColumn用ラベルを使う場合は特に注意
パーツ系
特にクリスタル、マイコン、USBコネクターではよくある。
4パッドクリスタルではほとんどの場合対角パッドがグランド。
データシートと照らし合わせることが大切。
パーツ自体が間違っている。
RGB LEDの配線が逆になっている。
パーツの配置によって近くのパーツが故障を起こす。
熱、電圧、EMI等。
VCC/GNDペアの近く、RGBLEDの近く等が正解の場合が多い。
水晶発振子が発振しない
水晶発振子への配線は最短で行う必要がある
大抵、注意事項が書かれたアプリケーションノートが用意されているので参照すること
回路図のシンボルのピン番号とフットプリントのピン番号が対応していない
多重チェック
ガーバーをガーバービューアーで見てみると正しく作成されていない。 他人にチェックしてもらわずにミスを見逃してしまう。
一つのサイトからの情報に頼りすぎて、そのサイトにあるミスをそのまま再現してしまう。
見た目系
パーツのシルクラベルが他のパーツや穴・パッドによってカットされている。 シルクラベルが重なっている。
デコレーションのシルクロゴ等が大切なラベルを隠してしまっている。