TOEICの勉強法
TOEICとつけているのはたまたまTOEICを一つのチェックポイントとして、TOEICで出題される分野を勉強していたから
汎用的な英語運用能力も上がるとは思う
受験結果
1年から毎年一回のペースで受けている
1年 805(公式) L360 R445
2年 955(IP) L480 R475
リスニングのルールを勘違いして試験中に問題用紙に普通に書き込みしていたのでこの点数は信頼できない
3年 980(公式) L495 R485
この805→980の間についての勉強法であり、それ以上・それ以下については適用できないかもしれない
学習で重視したこと
テンポがよい教材・能動的な学習方法→注意力の維持 (短期的な視点)
内容がおもしろい教材→やる気の維持・継続 (長期的な視点)
この評価軸が合わない人にとっては、以下の内容はあまり意味がない
「面白い教材?甘ったれてんじゃねえよ」みたいな。それで続いているなら良いけれど、続いていないなら苦しいだけなので甘ったれよう
当然注意力・やる気が維持できる方法は人によって違うので、「どのような方法があり、その中から何を選んだか」というのを書いている
自分はかなり音読偏重
「VAKタイプ」も参照
「おもしろい」というのは interesting (興味深い) でもよいし、funny (ウケる) でもよい
学習法
リーディング
圧倒的に語彙重視
語彙
覚えるフェーズ
例文と日本語の意味を声に出して音読するのを章単位などでぐるぐる繰り返すと、だんだん覚えてくる
一個一個をカンペキにしていく方法は飽きる
書いて覚えるのはやる気が出ず、「手の運動」になる
黙読で覚える方法はやる気が出るが、注意力が維持できない
「回数」を増やすのがポイント、一回一回は数秒ずつにして、飽きさせない
思い出すフェーズ
単なる音読の後はちゃんと単語を「隠して」言えるようにしないと、記憶に残らない
9割方固まったら、残りはどこかにリストアップしてそれをやり、次の章へ
簡単な章をまるごとやるのは飽きる
覚えるフェーズと思い出すフェーズをごっちゃにすると、全然できなくてやる気がなくなる
文法
中学英語+仮定法のみ
ただし塾による補正がかなりかかっている
過去完了は正直わからん
わからないときにはじめて調べる程度でよさそう
リスニング力と相関してある程度上がっていたっぽい
リスニング
スクリプトも音読
ただ聞くだけだと注意力を維持できない
ここで文法的疑問を解消
その後に、オーバーラッピング
音声についていくタイプの音読
舌が追いつくまでやった、細かいイディオムはそこに絞ってやった
シャドーイングは難しすぎる→やる気がなくなるのでやめた
難易度設定
難しい課題を7割達成するか、簡単な課題をカンペキにするか、どちらがやる気が出るかは人によって違う
自分は前者
使った資料・教材
英語上達完全マップ
勉強法を俯瞰できる
音読・リスニングの方法論は参考になるが、他は試していない
こういったマップ系は一気に読むだけ読んで満足しがち
効率の追いすぎは効率を下げる
やってのける
継続のためのコツを知る良い本
西部図書館においてる
金のフレーズ(貸せます)
薄い単語帳
例文が付いており、点数別に分かれていてよい
テンポよく音読できる
小ネタがよく挟まれる
文法特急(貸せます)
文法問題での罠を俯瞰できるが、イディオムちゃんと覚えてたらいらないような気もする
Wait Wait Don't Tell Me!
コメディPodcast、英語の内容を6割方理解してはじめて面白くなるのでフロー体験としてよい
完全にネイティブ向けなのでかなり速いし、観客がヒューヒューうるさいのでノイズ耐性もつくかも
一日30分聞いたりオーバーラッピングしたり
全文スクリプトが提供されている
英語学習者向けPodcast→面白くないのでやる気が出ない
Randall's ESL Cyber Listening Lab
検索したら上の方に出てきたから、というだけ
オンラインのリスニング教材
レベル別に分かれているが、必ずしも上のほうが難しいとはいえない
クイズが付いていて、試験のつもりで取り組める
たまに音声とtranscriptが違っているが、そこはご愛嬌
内容がおもしろい
TOEIC公式問題集
図書館に大量にある、新試験形式対応のを選んだほうがよい
一度は通しでやっておいたほうが良い、集中力の訓練として
音読教材としても優秀
いわゆる総合的な対策書
初めての受験ならフォーマットに慣れて小手先のテクニックを掴んでおくだけでも数十点変わってきそう
そのほか英語に関してやったこと
オンライン英会話(DMM)
学校で団体申し込み、一応続けているものの効果は未知数
瞬間英作文を頭の中でやる必要はあるけど文法的にはエラーしかない
教材は無料で公開されているが、面白くない
昼に予約して、夜にやる
カナダ、香港、アメリカ(SXSW)に行った
Japanese Engrishと揶揄されがちだけれど、他(インドとか)もたいがいだった
やる気に影響したかもしれない
TOEIC980について
リスニング満点でも海外ドラマは内容理解できない
R485でも英語の小説をスラスラ読めないことを考慮すると、普段読んでいる技術文書と出題されるビジネス文書の語彙の親和性が単に高かっただけかもしれない
そんなもん
(5年後の追記)特に勉強せずTOEFLを受けてみたら、101点だった。