SecHack365を修了した
SecHack365の2期生として選ばれて参加した一年間の記録です。書こう書こうと思っていたら3期生の応募が終わってしまった(まあ別の方法で同級生には宣伝しているので許してください)。 SecHack365についての概要は公式を参照してください。全体としてどんなことをしたかは公式レポートの方がわかりやすいです。 開発駆動コース・坂井ゼミで「ツールチェインを連携したセキュリティ機能の開発」というテーマに取り組んでいました。成果発表会で使ったポスターも公開されています。 神奈川回(5/18-5/20)
なぜかこの回だけ当時のメモが文章化されて残っているので引用します。いきなり道に迷った。
SecHack365初めてのオフライン回。横浜の某所です。帰りの新幹線でプロコンの資料を作りつつ、忘れないうちに書きます。 いろいろ書類を書いたり学割証明書を再発行してもらったり神経の潰れる作業が多かったですが、交通費・宿泊費を持ってもらえるのはありがたいです。
到着後は適当な位置に座って近くの人と雑談。表現駆動の人が多い。 Twitterでつながっていて、初めて会う人も多かったです。
全体でのワークショップでバイナリかるた欲しさに手を挙げて発言したりw 他のコースや、同じコースでもいろいろなテーマがあって楽しそうです。
開発駆動コースで大熱血アセンブラ本の著者である坂井さんに見てもらっています(坂井ゼミ)。ライブラリやコンパイラなどのツールチェーンを協調動作させたセキュリティ機能を開発するのを目標に、まずは理解からということでLinuxカーネルのシステムコール周辺を読んでいます。
あえてスライドは作らずに自分の開発テーマを説明する、ということもしましたがこれはこれでいいなと思いました。LT会などで枠が空いたときに即興で入れるようにしておくのが役立つらしい。なるほどなあー 坂井さんの方針はSecHack365関係に載っています。アイデアは勉強していれば出るようになるらしいので割と楽観的です。他のトレーナー(久保田さんとか)にアイデアについて聞くとそれはそれで違った話ができて楽しかったです。
ゼミによって結構方針が違っていてそれもおもしろいです。 充実した3日間でした。無限に無限に士気が上がる。
寮に外泊届けを出し忘れて迷惑をかけたので反省… 「寮の外泊届けと欠食届けの提出を自動化する」これなんとかしてできないかなぁ。
トレーナーの方針もあっていろいろな人に自分の考えを話す機会が毎回ありました。うまいこと話すのはなかなか難しいです。そもそも誰に話したらええんやとも思いましたが、話しかけたトレーナーから別のトレーナー(トレーニー)を紹介されるのでそんな感じでたらい回しにされるとたくさん話ができました。
北海道回(6/29-7/1)
人生初北海道。先に書いておきますが、福岡も山形も愛媛も人生初です。雪ミクミュージアムで手に入れたKAITO君のラバーストラップは1週間で壊れました。
テーマはあるものの具体的に何をするかは決めていないので、まだまだ模索段階です。ソースコード読んだり既存のモノを再発明してみたりして学習しています(こういう流れの人がそこそこいたので学習駆動コースが追加されたのかも)。
さくらインターネットさんの石狩データセンターにも行きました。いろいろ構成を変えながら拡張していくのがいいなと思いました。
くぼたつ道場というアイデア発想法の講座がありました。いろいろ不思議なことをして勉強になりましたがなかなかいまでも使いこなせていません。
縁日ではNONSTOP(研究開発環境)に置いてあるパケットで遊んだりネットワークの制限を回避したり。あ〜技術やってる〜って感じでいいですね。
福岡回(8/22-8/24)
人生初福岡。このころになると仲良くなったトレーニーと事前に合流するようになります。時間があったので高2トリオで街を歩きながら外国人観光客のフリをしていました。
nulabさんでプレゼンを聞いたり社内の人にお話を伺ったりしました。質問を思いつける人がうらやましいなあ。
二日目は中間発表です。とはいっても自分はそろそろ学習から開発に切り替えていくか〜ぐらいの立ち位置でした。学習・調査期間と開発期間の配分、またその切り替え方は人やテーマによって変わると思います。
途中で自然発想法。
新規性
三日目は刑事の方のお話を聞きました。エンジニア以外にもいろいろな立場を知ることができるのも好きでした。後からさらにお話を聞(きに行ったトレーニーについてい)きました。「哲学やってると考え方に芯ができるよね〜」「サンデルの本はいいよ」というのだけ覚えて持って帰りました(まだ本は買ってない…)。他にもいろいろな人の名前が会話で飛び交っていたはずですが、よくわかりませんでした。
夏休み
高専プロコンの作業や他にもいろいろあってやばかったです。「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」とはいいますが自分で背負えないほどの弾薬を持っていくのはウェイトトレーニングにしかならないのでやめようと思いました。
山形回(10/12-10/14)
「友達ですか?」と聞かれて「(友達じゃなくて知り合いです)」と心の中で返してしまう人間です。「仲間」なんてワード使ったことないですよ。オフライン回はそれぐらいハイになってました。
ご飯もホテルのそれなので充実していました。うまいうまいと言いながらバカみたいに食べていました。好きなだけ食べられるのというのはいいことですね。一番うまかったのは「だだちゃ豆ポテトチップス」です。
愛媛回(11/30-12/1)
落語とか、そういう変わった視点の話が聴けるのがいいですね
成果発表会リハーサル
「分かる人にはわかるけれど、分かってない人にはわからない」という評価をもらいました
この時点でもまだ実装していた
https://gyazo.com/9e12b949695238b687c6a9a336375a70
https://gyazo.com/046672943bbe20c2cb1c7b2681147f7a
頭がおかしくなってきました。それでもオフライン回は楽しかったです。
沖縄回(2/1-2/3)
いよいよ内部向けの成果発表会。ここで優秀作品に選ばれれば秋葉原で登壇です。
一人12分ぐらいの発表をすべて聞いてお互いにコメントします。トレーナーさん全員からもコメントがつきます。
確か年齢の高い順だったと思います。聞いているほうも疲れますが、なんとかコメントを書いていきます。
事前にいろいろ見てたりしたので内容はなんとなく把握していた
が、プレゼンの方法とかそういうところで違いが出るなあと感じた
前日夜にさっさと寝るか粘ってトレーナーに見てもらうか、そういう姿勢の違いが表に出るんだろうなあ(自分は前者)。
最終成果発表会
トレーニーが秋葉原UDXに集まってポスターを展示し、優秀作品に選ばれた人はさらにプレゼンをします(自分は選ばれなかった)。発表会は一般公開されていていろいろな人とお話することができました。
板は持って帰りました。実家の部屋にしまってあります。
トレーナーの話
くぼたつさん
世界中でのエピソード
アイデアの出し方
「官僚にしかなれないねw」
坂井さん
開発者的側面
心構え
アドバイス
プレゼン
モチベーションは減るもの
アイデアの出し方
これ目当てだった
個人的にもよく見てもらった
個人的な話
気圧される
がんばってみたけど無理だった
がんばるって何だ?
努力したくない
いっぽうで同じ立場の人もいる
プログラミング向いてない
もんちとの会話
プログラミングだけ、じゃダメだよね
語学?
アート?
アイデア
習慣化
ソースコードを読む習慣
Youtube
マンダラート
秘密主義
これは若い人の、さらにその一部にしか理解されない性質であるとは思います。数年前までであれば反抗期か何かの副作用として納得することができたのですが、ずっとこうなので何か別の理由があるのかもしれません。
周りを見ない
いわゆる「人と比べない」。興味の方向や生活のコンテキストが近いと思っていた人もよくよく観察してみるとそれほど近くないことがわかって、なんだか諦めがつきました。
たくさんの例
simple practiceがわかりやすく働くもので成功体験を味わっておく
アセンブラ読解
キーボード
筋トレ
体力
音ゲー
アドバイス
まとめ
結局自分も普通なんだな