「その日暮らし」の人類学
読書
小川さやか
インフォーマル経済
殺到する経済
零細業者が新しいビジネスに集結して、すぐ飽和して、また他に移動していく
アリ
借りの哲学
定量化され、返さなくてはいけない負債
返せなければ支配関係を受け入れたりしていた
お金が価値の基準になって、なんでも労働=賃金で返せるようになっている
返さなくても良い借り
生きることは借りをつくること
過度に負い目を与えないことはできるか
お金を取り立てずに、新たに誰かに借りる
誰もが借り手で貸し手の状態
「追い詰められた側は、ある意味では自信をもって無心ができる」p181
エムペサが普及して、状況にせいにできなくなってくる。断りづらい
友達に借りた金で別の友達に返して。。。。をくりかえず自転車操業で、返済猶予期間を創出する
結局お金の帳尻はよくわからなくなり、借りの感情だけが残る