『水木しげる漫画大全集』制作秘話 ――監修・京極夏彦インタビュー(前編) - メディア芸術カレントコンテンツ
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2013年から2019年にかけて刊行された『水木しげる漫画大全集』。そのラインナップを見てみると、誰もが知る『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』から、貸本マンガ時代の作品を集めた「貸本漫画集」、雑誌「ガロ」への掲載作品を収録した「『ガロ』掲載作品」など、単行本初収録となる作品も多く網羅している。これら103巻に加えて、別巻が5巻、補巻が5巻、作品の索引などをまとめた「総索引/年譜他」も刊行されており、水木作品のすべてを収録しようという気概が感じられる。そんな『水木しげる漫画大全集』の監修を務めたのが小説家の京極夏彦氏。妖怪文化への造詣も深く、水木しげるとのつながりもあった同氏が、当時の制作過程を振り返りつつざっくばらんに語ってくれた。