Double Jeopardy Law
ダブルジョパディの法則:ブランドの市場浸透率(1年間に一度以上そのブランドが購入された割合)と購入頻度(そのブランドを購入する消費者がどれくらい頻繁に購入するか)の間に強い相関関係があるという経験則(empirical law)。
あくまで経験則であり、明確に原因はこれである、と言える訳ではないので(考えられうる要因は多くの人が解説している)、思考停止で表面的に受け取らず自分の頭で考えて示唆を得る必要がある。
あるブランドの市場浸透率と顧客あたりの購入頻度が比例することの本質・学び
ダブルジョパディはあくまで相関関係を示すものであり因果関係を示すものではない
市場浸透率が低いからといってそれ自体が必ずしも購入頻度が低い原因であったり、ニッチブランドは顧客ロイヤリティを高めることが難しいと断定できるものではない
市場シェアの大きいブランドほど、広告投資の効果が高い
市場シェアが大きい=良いサービスであり顧客との接点が多い可能性が高い=投資ROIが高くなりやすい
市場の潜在顧客および既存の顧客への接触頻度(メンタルアベイラビリティ)が高ければ高いほど、確率的にユーザー数・購入頻度も高くなると言える ニッチブランドは必ずしも購入頻度が低くなるわけではなく、潜在・既存顧客との接触頻度が高くないブランドは購入される頻度が少なくなる傾向にあり、接触頻度が低いため、市場浸透率が低くなりやすい
既存顧客の満足度を上げたり購入頻度を高めたりすることよりも、市場浸透率を大きくすることが重要であるということではなく、顧客満足度が高く購入頻度が高いブランドは結果として市場浸透率も高くなりやすいという因果関係があるのでは
サービスの質を高めることは大前提であり、サービスの質自体メンタルアベイラビリティに正の影響を与える(良いサービスであればあるほどユーザーは「あれは良かったな、また使いたいな」と想起しやすい)
「<ロイヤリティが高く、市場浸透率が低いブランドは存在しない>かつ<ロイヤリティだけを高めることはできない>→浸透率を先に増やすべき」これ本当?スタートアップの戦い方とは真逆
想起のしやすさと利用のしやすさ(すぐに・手軽に利用できるか=フィジカルアベイラビリティ)を高めこと・顧客接点を増やすことがポイント 市場にいる潜在的な顧客はもちろん、既存の顧客に対しても同様に接点数を増やすことが重要