3Dアバターを作った話
VRChatをしていて、みんなは5千円とか1万円とかのアバターを使っているのに対して、私はフリーのアバターを使ってるというのも体面が悪いのでなんか買おうと思ったけど金がないので作ることにした。
最近じゃ便利なツールもあるもんで2~3時間まともに格闘すれば、それなりのアバターができることがわかった。
1.使ったツールの説明
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MakeGirlsMoe:我らがOSNP、古のアイコンの元となった由緒正しい美少女アイコン自動生成ツールである。これで原画を作ろうと画策したが、よく考えたら遥か彼方の日にすとれーからもらったストックがあったのでそれを利用した。
Vroid Studio:pixivが開発した完全フリーな3Dアバター制作ツール、まあ制約も多くあるけどBlenderで粘土をこねるよりも簡単に作ることができるということで私みたいなゴミが作るのには持って来いというわけな。
Unity2019:避けて通れない魔の道、VRChatはUnityベースなので絶対に避けて通れない。アバターを上げるだけなのであんまり制御する項目はないともいえる。
・Dynamic Bone:Unityの有料アセットで22ドル(2500円強)だったやつ。これを利用することでスカートとか髪の毛とかが動くようになる。(PC限定で)大体のアバターが導入しているので入れることを強いられている。
2.手順 Vroid
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さすがに私は服を作ったり、靴を作ったり、アクセサリーを作るセンスがあるかは知らなくても、作るつもりも作る技量もないので顔だけ作ることにした。
つーことで、
https://gyazo.com/8870943267ad2613891dc68d12877026
これをベースにつくることにしたというわけ。
Vroid Studioの改変前デフォルトアバター(女の子)はこれです。
https://gyazo.com/54498c3baa9a8336382c00212f7536ab
このブスからどう作れというねん、とは思ったが、ブスから美少女作るほうが難易度低いので多分わざと()
ということでこねこねして
https://gyazo.com/a2eab25a5124703273e9ac19b473fc29
こうなった(もっと酷くなった????)
まあこれだけで1時間ぐらいかけて顔の配置をいじくってたのですがまあここいらで力尽きる。
疲れたことには疲れたけど、今見たらほんま変化ないなww
目のテクスチャとか髪のデータとかはさすがにクリエイターのもののほうが間違いないということで(特に髪は揺らすためのデータを入れなきゃいけないため苦行of苦行)
その結果がこちらです。
https://gyazo.com/4e33061db01fea70434cdfa9a42a2e85
こうなりました。髪と目を他人からパクる使わせていただくだけでここまでよくなるんだね!!!!
ただ、当初のデータとは大きく変わってしまった(主に髪)
まあ別にええか!!!!、ということで服もパクってきたつかわせていただいた。
それがこいつ
https://gyazo.com/05d2a5643657a6095b0251896a8041d9
かわいいね!!!!
https://gyazo.com/41e6a62b819bd1c2f5a94d3c72e6e243
こんな感じで背景合成してとることが出来る。
まあそこそこうまくできたかなということで、VRChatに移行することにする。
VRMデータ(3Dアバターの標準規格)にエクスポートすることでVroidの作業は終了。
3.手順 Unity
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Unityのバージョンは守らないと死ぬ、という話はあったのでまあいろいろ導入することに
1.UnityHubを導入
2.UnityAssetStoreでDynamic Boneを購入
3.UnityHubでUnity2019LTSをインストール
4.Unity2019上のAssetStoreでDynamicBoneを導入
5,AssetフォルダにVRSDK3 AvatarとVRM Converter for VRChatとVRChatThumbnailer 2020を導入
6.AssetsにVRMアバターデータをぶちこんで上のVRM0の「Duplicate and Convert for VRChat」を選択
7.SecondaryのDynamic Boneを適宜調整(Damping tとElasticityを0.1ぐらいにすればおk)
8.Hiserarchyに新たにオブジェクトを作成して、「Add Comportnent」でVRChatThumbnailerを選択して画像をコピペ(サムネになる)
9.VRChat SDKでログインして、Builderを選択して、Build and Publish for Windowsを選択
10.適当にチェック入れてUploadしたら完成
https://gyazo.com/ce2ef1a78aa1241f94e9b6e9c3020dc0
まあこんな感じとなりました、悪くないと思います。
4.命名
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まあ刺身ですしおさかな要素を付けるのいいかなということで処女作はまぐろと名付けました
https://gyazo.com/9edc9ba62abf0cc279da694614d2d3d5
5.まとめと今後の展望
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こんな感じでまあそれなりにそれなりなものが他人の物をパクればお借りすれば出来ました。
時代は便利になった、そうしみじみ感じます。
ただOculusQuestシリーズはこのアバターを見ることが出来なくて、Quest対応するとなるとVroidのアバターは無茶ぶりとクソみたいな作業が待ち受けています、それを考えるとVroidでつくるよりも粘土をこねたほうがいいのかもしれません。(透過素材の関係らしい)案外簡単にできたので書きます
あと、ダイナミックボーンの関係で動いてたらブラジャーが見える問題を解決しないと。これも力業で解決しました。
そういうことで、たまに作るのかもしれません。これで一山あてるか()
6.今後の展望の解決が出来たので
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ダイナミックボーンの関係で動いてたらブラジャーが見える問題を解決しないと→力業で解決しました。
1.該当部分の肌を消す
終わり(力技)
OculusQuestシリーズはこのアバターを見ることが出来なくて、Quest対応するとなるとVroidのアバターは無茶ぶりとクソみたいな作業が待ち受けています→解決しましたので手順を書く
1.アイラインと眉をエクスポートして、VRoid Texture Converter for VRChat on Questにて変換
2.んで肌にレイヤーとして貼り付ける(焼き込みリニアで)
3.目のハイライトとかもエクスポートして瞳とかに貼り付ける
4.服とかも透明な要素があれば殺す
5.揺れものを滅す
6.瞳のハイライト、ベースヘアー、眉毛、まつげ、アイラインを非表示してるか確認
7.要らん肌(服に隠れてるところ)を消す
8.Unityにインポート
9.VRM Converter for VRChatでQuest用オプションにセットして、DBオプションは消す
10.マテリアルフォルダのマテリアルのシェーダーをVRChat→Mobile→Toon Litに変更
11.BluePrintIDをPCとQuestで同じにする
12.アップロードする
こんだけ