EggDropコンテスト(2017)
2017/11/11にファブ3Dコンテスト、デザインエンジニアリング部門の実践大会があり、挑戦してきた→公式 概要
3Dプリンタで制作したパッケージで卵を梱包し、一番高いところから落としても壊れないものが勝ち!というルールが明確、かつガチンコ勝負なコンテストです(by公式サイト)
3Dプリンタで出力したものなら素材・パーツ数等の制限はないが、後加工は一切なしという条件 なるべく少ない材料、体積でつくったものが高く評価される
優勝賞品は国内製3Dプリンターと5万円!!
きっかけ
春学期に履修した「デジタルファブリケーション」という授業の最終課題がこのコンテストと同じような内容だった。
周りのレベルがそれほど高くなく、1.5mくらいの記録だったのに受講者の中で1位が取れた。
その際、授業の担当者でありこのコンテストの企画者でもある田中浩也先生に「11月の本戦にも出しなよ」と勧められたのがきっかけである。 作ったもの
接地した瞬間に卵が筒の中を回りながスライドして落ちて行くことで衝撃を緩和するというもの
https://gyazo.com/c7c75fe8efa0d5f433959b676f58037f
↑外観
https://gyazo.com/8e3e0de81df4e01afb49476f12ff8ed6
↑中でスライドする部分(これが上の筒の中にはいる)
実践大会の様子
場所
慶応義塾大学SFC
応募者
18人
実践大会に来た方が10人ほどで残りは郵送での応募
意外と少なくて残念
しかも学生が4人しかいない!(実際きた人は3人)
他はみんなおじさんたちであった
いつもはCAD売ってる人とか、工務店の人とか...
対戦方法
卵を一個もらう
自己申告で自信ある高さから落としていく
強度的に自信ない人は一発目からいきなり高いとこから挑戦しても良い
ただし初回で失敗したら記録なし
割れなかったとこまでが記録になる
結果
記録は10m
14mで部品の結合部が外れ失敗に....
優勝記録は17m(SFCで落とせる高さの限界)
ここに3人が並んで同率1位になった
うち二人はパラシュート方式
もう一人は落下時に圧縮された空気で浮く方式
感想
優勝したかったが、玄人おじさんたちがなかなかに強かった。記録の良い人たちの中では主に空気のクッションを利用する方法とパラシュートをつけてスピードを落とす方法が主流だったように思える。しかし空気のクッションやパラシュートを使わない自分の方法でも10mまで記録を伸ばせたこともあり、理論的には間違ってなかったと思いたい。
今後の問題として、パラシュート方式では「風に流されて狙った位置に落とせない」という問題が顕在化していたと思う。企画側も今後のレギュレーションなども含めて考えなくてはならないだろうと話していた。
とはいえ一般の人たちと混じって競い合う経験は大学ではなかなかできないもので、非常に楽しかった。開催されるのであれば来年も挑戦したいと思っている。