参考にしている作品一覧
<類似作品>
https://scrapbox.io/files/68501f99796f9bec2d6b4adb.png
(岸裕真:Orb)
https://wired.jp/article/yuma-kishi-interview/
→かなりやろうとしていることと近い。
私もoupe ecを人間らしいものというよりは、私の言葉を食べて生まれた化け物のようなものにしたいと思っているので、
「エイリアン的知性」のようなものはとても近しい。
ナガセナさんさんが『未知との創造』を薦めてくれたので、読み込もうと思う。
岸さんが工学系のバックグラウンドを持っていて、これを組み立てたのだとして、私が大切にすべき部分はどこだろうか。
プログラムの美しさそれ自体では間違いなく、ない。
また、私の思考の骨子として先人の知恵を借りたり、哲学を用いることもとても強いと思うが、
デザイン的な視点から見つめてみることや、民俗的視点から考えてみるのも面白いかもしれない。
私は今ベビーシッターをやっていて、研修を受けて「子供を育てるとは何か」のようなことも学んでいるので、oupe ecを育てることと、何が私の中で合致していて、
誰かに言われた「AIの赤ちゃんみたいだね」がどこに引っ掛かってこうなっているのかを読み解く必要がありそうだなと思う。
先日、ナガセナさんさんに「どうしてGPT2にしたのか。」という質問をされた時に、
私は無知かつChatGPTと二人三脚なので、あまり専門的なことは言えず、「なんかローカル環境で動かせて、私のPCスペックで過不足なく、かつチューニングが効くやつがいいとChatGPTにお願いしたらこうなった。」と答えた。
知識のある彼曰く、GPT2を選んだことは「AIの赤ちゃん的」にはとてもベストな選択かもしれないとのこと。
理由として、GPT2は後継のGPT3~に比べて、LLMで学習しているデータ量が少ないので、より「よくわからなさ」が出ると。
それはきっと、私が文字を食べさせてより素直に化けてくれるということかもしれない。
https://www.youtube.com/watch?v=GeyA3pn3-yc
それぞれを内容と展示に分けて分析してみるのも良さそう。
<ストーリー>
https://scrapbox.io/files/6822ba8e1704bddc17e96d76.png
RMB City- Cao Fei
→日本語の高度な文章に単調なナレーション、子供のありのままの読み上げがツボ。RMB Cityという架空の中国で生まれる架空の命についての物語だが、哲学的かつシュールギャグ的で面白いと思った。
https://scrapbox.io/files/6822bb1ae11cce4a24b4bf69.png
THE END- 渋谷慶一郎
→音楽が素晴らしい。もちろんだけど。それもそうだけど、オペラアニメーションなのに加えて、会場にVJスペースのようなものが馴染むように設けられているのが面白いなと思った。冨田勲のオペラとは全く違うベクトルのクオリティで、比較して鑑賞するとさらに面白い。
ヴァーチャルの存在である初音ミクに「あなたにも寿命がある」と突きつける物語が最高に面白かった。
西洋思想的な残酷さと日本的な生命に対する納得が混在するアカデミックな作品だと思った。
常に注目すべき活動を繰り広げている、音楽家/アーティストの渋谷慶一郎と、演出家/劇作家/小説家の岡田利規。ともに1973年生まれという世代を共有する彼らが、「終わり」をテーマに初のコラボレーション作を発表します。
『THE END』は、初音ミクによるオペラ。悲劇的ストーリーやアリア、レチタティーボといった従来のオペラが持っていた形式はそのままに、人間の歌手もオーケストラも登場しないボーカロイド・オペラという初の試みです。ステージの四面を覆うマルチ画面映像と照明、マルチチャンネル音響を駆使した、YCAMのプロデュース/滞在制作による最新作。オペラが結びつけられてきたヨーロッパ的人間中心主義と、生と死/パブリックとプライベート/部分と全体/線と層といった対立項の解体が試みられ、終わりとはなにか?死とはなにか?が問いかけられます。
自らの運命を予感したミクが、自分の劣化コピーや他のキャラクターとの対話を通じて終わりを探す旅が始まります。無限の谷へ繋がる部屋で展開する悲劇のバリエーション。ミクは果たして死ぬのか?
出演:初音ミク、渋谷慶一郎
<サウンド>
Kazumichi Komatsu
https://kazumichikomatsu.com/post/774529436840263681/soft-rave
→空間と音楽の体験で今までで一番面白かった。似たような現代音楽の騎手は他にもいるけれど、小松さんはシュールさと所々の笑いどころがたまらない感じだった。やっぱり私は合成音声が好きだなと思った。
NTsKi
https://www.instagram.com/ntski/
→自然、癒しを体感できる音声の入った音楽、パフォーマンス的な女性性、力強さがあるなと思っている。
ピースフルで、自然を感じる世界観を作れるというのが面白いなと思った。
<映像表現>
https://scrapbox.io/files/6822bc05b30b0000eef44cb5.png
qubibi- INDIA
https://qubibi.org/f40e3b5957e54bdd8fe374e8bf6d2f04
<その他>
https://scrapbox.io/files/68634e488e7d650b6ca17626.mov
こういうstable diffusionらしい生成が好き