12月29日
書くことをやめてしまったせいで最終日に全部書いてる……それでも思い出せることを書いてくよ。
まずは朝!設備として朝食付き、チェックアウトは10時までってことだったから朝早くから人がいるんだろうと思ってたけどスタッフはどこ!?待てど暮らせど全然人は来ず……結局置き手紙と言えないような適当なものを残して飛び出してきてしまった。人は良い人たちだったんだけど……頑張ってほしい。洗濯も本当はしたかったんだけどね。できなかったね。しょうがないね。ミラノの町を全力疾走って……ちょっと洒落にならなかった。電車間に合ってよかった……。駅のお姉さんが優しかった。
ホステルを出る前に何人か人と会ったけど、みんないい人。一人はケイトのファンデ使ってたし。英語喋れないからなかなか会話が大変だったけどそれはそれで楽しかった。最後折角一緒にいかない?って誘ってもらったのになー。行きたかったよ、でも僕はヴェネチアに行くんだ。部屋で出会ったおばちゃん、シェフと言うことだったがすごく気のいいおばちゃんだった。最後またねって言ってくれたし。けどそのあとすぐに会っちゃったからね……私がチェックアウトわからなくてうろうろしてるところで……あれは恥ずかしかった。向こうも何してるの?って感じで……いたたまれなかった。
電車乗って、ヴェネチアへ。さすが水の都……!水路がたくさん!荷物預けがすごく混んでた。みんな、並ぶって概念を持とうな?無益な争いを生むぞ?受け付けてくれた黒人のおにいちゃんがパスポートを見てアリガトウって言ってくれた。日本人多いんだろうな。そしてそれにとっさに反応できずThank Youって言っちゃう私よ……日本人とっさの対応出来なさすぎては?荷物預けにパスポートのコピー取られるのは驚いた。パスポート必要なんか。担保なの?まあ良いんだけど。
ヴェネチアに行くまでにヴァポレット使うかどうか悩んでたけど結局普通に歩いた。歩けるって書いてあったしね。その前にフィレンツェ行きの切符買ってたのは英断だったけど、もっと遅いやつでも全然よかったよな……。失敗。あとで書くけどヴェネチアを全力疾走だったよ。
そして歩き始める私。Google Mapさんを見たけど道入り組みすぎでは?早々に道順を覚えることやめたよね。方向さえあってれば大丈夫!そういえば駅で念願の水を手に入れてから街に繰り出したな。ミラノで水を手に入れられず1日餓えてたからね……。ホステルの水くださいって言えば良いものをちきって言えず、かつご飯を買ってなかったので夕食を抜いて喉カラカラのまま一夜を過ごしたのは私です……辛かった。念願の水を駅で手に入れて開けたらペットボトルが予想以上に柔くてちょっと溢したけどご愛嬌。美味しかった……飴だけで生きてた身としては本当に救世主だった。本当はミラノの駅のスーパーで買う予定だったのにホステル出るの遅くなったから……発車15分前でよく間に合ったな?
ウェストポーチにはペットボトルは入らなかったけど、上着の内ポケットを発見した。天才か?見た目すごく歪だけど,なくすことないし手は空くしで最高だった。さすがUNIQLO。
そんなこんなでサン・マルコ広場を目指して歩いてたわけだけど、こう一期一会って大事だよね。なんだろ、フラフラしてたら偶然出会ったってのが私は好きだ。目的地を定めてそこに向かって歩いてくのも嫌いじゃないけどね。なんだろ、地元の人も通う小さな酒場?酒場じゃないね、何て言えばいいんだろ。でも人だかりができてるわけじゃん?Google Map見たら有名っぽいじゃん?突撃あるのみだよね。
海外の人みんなでかいよ、潰されそうだった。忙しなく動いてるおっちゃんがイケメンで死んだ。なんだよ、イケメンじゃねーか。しかも好みドストライクの渋味がある中年おっちゃん……最高か?地元民のおいちゃんに向かってウインクしてんじゃねーぞ禿げるわ私が。そしてとうとうカウンターへ。そのおっちゃんじゃなくて眼鏡のあんちゃん(そこまで若くないな)が対応してくれました優しかった。
よくわからん挟みものとワインをゲット。ワインを頼めたのはよかった。みんな飲んでるから私も飲みたかったんだよ。ちゃんと白を頼みましただって赤は飲めません。ワイン一口飲んで思う。うまっ!!!は?安酒と違うんか??パンも美味しかった。昼間からワイン飲む21歳が爆誕した。でもこの選択は間違ってたんだよな……反省はしてる(後悔はしてない)。なんでって胃が荒れた。ほぼ丸1日飴しか口にしてなかった人がいきなりワイン飲んだらどうなりますか?死にます。しかもお酒に強いわけでもないのに。胃が荒れまくったね。歩いてる間はよかったけど、とてもとても辛かったね。でも後悔はしてない。グラスを返すときにあの眼鏡のあんちゃんにボーノって言ったらありがとなって言われてめっちゃ嬉しかった。注文するときもちゃんと私が白って言えたときに上出来だぜ!(勝手な脳内翻訳)って言われたのであのあんちゃん大好き。そういえば食べてるときよくわからん海外の人に「ブログにのせるから写真とらせてよ」と言われてピースしたね。あれはなんだったんだろう。私で良いのか?
そのまま進んで進んでサン・マルコ広場へ。電車の時間を勘違いしてて、とんぼ返りになるかと思ったけどそうはならなかった。ので一通りぐるっとしたあと例のカフェへ。フローリアンだったかな。古いカフェ。ボーイがみんな白スーツで最高にキマッてたありがとうございました。とても優しくて、はい、みなさんイケメン(若いのから老年の方まで)でした。対応も気持ちよくて、こっちが素人なのは多分わかってたけど嫌な顔ひとつしなくて。うん、高い値段だったけど許す。つーことでそのカフェが発祥だって言うカフェラテと特別メニューのドルチェを注文。しかしここで身体のエマージェンシーが鳴り響く……座ってる方が気持ち悪いってやばすぎでしょ。いや食べる前はよかったよ。でも食べ始めたらさ、美味しいのに身体が受け付けない……食べたいのに口に入らない!至福の時間のはずだったのに地獄の時間だった……。ほんと良くない。空腹に酒いれてそのあとコーヒーとか胃に悪いとしか言えない選択ですよねごめんなさい。それでも私は入りたかったのです。結局コーヒーはカップにいれたぶんだけ飲んで、ドルチェは1/3くらい残した……ごめんね…美味しかったの……対応してくれてた初老のベテラン(と思われる)ボーイのためにチップ(5ユーロ)を置いてきました。じゃないと気が休まらん。
近くに日本人家族が座ってたなそういえば。ビデオ回してるなんて今時珍しいと思ったけど、子供が日本帰りたいって言っててちょっと笑った。そうだよな、帰りたいよな。大人になったらよさがわかるさ……。
思いつつ爆速でカフェを飛び出す。電車間に合わなさそうだったから。ほんとはヴェネチアングラスとか欲しかったさ!でもそんな時間はなかった!!まじで次行くときはヴェネチアをなめ回すように見るんだ……。
電車には間に合いました。荷物も無事受け取れたしね。混んでなくてよかった。もし預けたとき並みに混んでたら私は終わってた。そういえば切符は自動発券機で買ったけど、買い方なんとかマスターした。分かれば何てことないよね。電車の中では彼氏と喋った。久々の日本語!ちょっと泣きそうだった。母国語って素晴らしいね。フィレンツェに着いたらすっかり暗くて怖かったけど、まだ全然街に人いてなんともなかった。夕方の概念が違うのかな。スーパーでパンとバナナとヨーグルトを購入。胃に優しいものを食べたい。そのままホステルへ。案外近かった。ホステルを案内してくれたあんちゃんが優しかった。カタコト英語で質問する私を優しい目で見ててくれた……。その後ボロボロの身体を休めてモソモソとご飯を食べたけど、なんか空腹と調子悪いのが混ざって訳わからんかった。てかあんちゃんパンは嬉しいけど体調悪いねん。ごめんな。
シャワーが全然暖かくならなくて詰んだ。シャワー諦めてごーとぅーべっど……胃は治るのだろうか。