ギターの速弾き
具体的な練習フレーズ
大きく分けて、リズムがタイトである(譜割が見えるタイプ)と、より自由なリズムで最後に帳尻を合わせるタイプがある。
リズムキッチリ系
近年ではメジャー
80年代からだとポール・ギルバートが代表的
練習方法は割と簡単
スケールとかシーケンスをひたすらメトロノームを使って弾くところからスタート
6連とか16分とかから始めるといいと思う
教則本などはその性質上、こっちになりがち
コピーは割と楽
リズムキッチリじゃない系
代表はイングヴェイ
キメの部分とか以外はリズムはかなり自由
最初の音や最後の音を安定感ある音で締めてそれまでの自由なリズムから安定させる
全てコピーするのは結構大変
あんまり教則本では学べない部分
スケールを弾く時でもエコノミーが頻繁に出るタイプも多い
ピッキングの違い
リズム合わせるマン
オルタネイトを基本としていることが多い
基本的には合理化されているので、強引なダウン連続などがない
リズム自由マン
エコノミーを使うことが多々ある
強引なまでのピッキングをすることがある
例えば、3弦から1弦まで上昇して1弦最後の音をダウンで弾いた後、また3弦に戻りダウンから弾く
1弦ダウンから3弦ダウンなので(勿論速いフレーズで)どう考えても合理的とは思えないのだが、それをスムーズにこなしてしまう
エコノミー時、ダウン主体派、アップ主体派、なんでもエコノミー派に分かれる
ロック系で順アングルに近い場合、ダウン主体派になる傾向がある気がする
逆アングルだとアップ主体派になりがちな気がする
なんでもエコノミー派はギャンバレとか
どちらか片方が殆どになる場合は割と手ぐせの延長でそうなっている場合がある
本人の意識としては楽だからエコノミーになってしまっているパターン
全部エコノミー派はトレーニングの結果であることが多いだろう
エコノミーで弾けるようにフィンガリングもオルタネイト時と変える必要がある
速弾きをする時に速さを妨げるもの
弦の頻繁な移動
よって1弦2音よりも1弦3音の方が速く弾ける
複雑なフィンガリング
試しに1弦で ド(人) レ(中) ミ(小) と弾こう。その後に レドミ にしてみよう
速さを妨げるものをどうやって攻略するか?
弦の頻繁な移動に対して
エコノミーピッキング
スウィープ
フィンガーピッキング(所謂ハイブリッドピッキング)
タッピング(要するにピッキング回数自体を減らす)
ピッキングの方法
理屈で考えると、抵抗が小さいピッキングが速く弾けるということになりそうである
ショーン・レインはその為に逆アングルで極端に弦に対して垂直に近い角度で弾いている
とはいえ、先端だけを当てるなら弦に対して平行でもそこまでは変わらない気がする