風の谷の希望
・ちなみに山本哲士はほとんど同じような
https://www.youtube.com/watch?v=IA_-6nFIQFs
https://www.youtube.com/watch?v=b5-MuiuRAVc
都市問題について扱う。しゅらくんと岩手の久慈の実家にて(2025/08/11)動画を一緒に見ながら、来月の課題図書にしようということで、その予習をしている。
(解説動画のノート)ー2023年時点
安宅和人とPIVOTでの対談。この人も慶應の環境情報学部教授らしい。
なかなか広範囲に働いているらしい。学会に行ったり、メールをチェックしたり、授業があったりで、土日も働き寝る間も惜しんでやってるとのこと。
・生成AIの誕生によるシン・日本の変化= メディアの変化(文体の変遷による新たなエコノミー)=情報提供方法の変化
=機械が考えているように見えるし、仕事を減少させることができる。(読書の歴史における重要な変化)
ーーX(Twitter)を凌ぐ滞在時間
ーートランジスタの開発におけるソニーのような位置どりをできる企業ができれば...
・テスラによる技術革新、中国やアメリカ=電魂物才による技術革新
日本における可能性ーここからは物魂電才=千葉雅也の意味のない無意味における潜性=物理みたいな議論と関わっているのかも
エネルギーやロボットにある?
ドラえもんや鉄腕アトム的なSF漫画における文化的基盤
・本当の問題は生成AIではない=人口問題、少子高齢化、地球との共存=物の領域
・少子高齢化
=江戸時代的なモデルを鑑みるに、本来はもっと人が少なくても社会は回るはず=無駄な社会インフラを減らすべき=一人当たりコストを減らすための都市構造を考えるべき
=子育て支援はやるべきだが、地球環境の問題としてある程度地球において人口を減らさなければならず、これこそがコンパクトシティの使命である。
・潮汐発電の提案
3Dプリンター
アジアにおける少子高齢化、中国との関係、地球との共存()、海の文学
ネグリ=ハートが、一時期マルチチュードというようなことで、帝国に対抗する同時多発的な反乱を構想し、たいそう多くの人に読まれてものなのだが、ついにその具体的な像は誰にも示されることなく数十年の月日が経ってしまった。残された希望はもはや、加速主義的な、トランプやプーチンや中国的なものなのだと思わされてしまうような状況だ。東浩紀の「観光客の哲学」にしても抽象的で、ビッグピクチャーとしては扱いにくいし、マルクス主義地理学からきたデヴィッド・ハーヴェイの新自由主義批判もいまいち弱い。
そんな中で、この本はまるで「反乱」であるということを意識せずに、しかしながら反乱であるというような、市民的不服従に見えない市民的不服従を達成させているように思える。
「風の谷」は一つ作ることで、世界に1000の「風の谷」が生まれる可能性がある。ただし、世界におなじ「風の谷」は存在しない。
「風の谷」という希望 P21〜22
リゾーム的な連鎖を思い浮かべているのだろう。
キーとなるのは、都市と地方というふうな二元論において考えられてきたものを、「密な空間と疎な空間」というふうに分割し直すことによって、それぞれ開かれた系としてのイメージを取り戻すことだ。どこか、ドゥルージアンのローレンツの引用を思い浮かばせるようなところである。最近は、気鋭の批評家、福尾匠が「置き配的」で、SNS空間の政治的正しさにがんじがらめになって、いうべきことが過密になった言論空間から解放されるための手立てとして「日記」を用意したが、こちらはもう少し「もの」の方から問題を扱っている。
ジェフリー・ウェストの複雑系科学の都市論への応用研究(スケール則)に始まり、人が密集して住むことによる都市のメリット(ゴミの処理、物資輸送、知識交換)をどのように超克していくかという問いに答えるという形で本書は進められる。訳もわからず書店の棚に並んでいるウェストの本を買ってその浪漫に魅せられた高校2年生の身体感覚がいまだに残っている僕としてはこれだけでも5000円近くの投資が回収されたかに思える。
おそらく何人にも手分けをして分担作業として書かれた本書は、各論が多めで雑多になり、通読向きではない行政文書のような造りになっているのだが、それ自体ジェイン・ジェイコブズが思い描いたような歩道の社会を体現しているようでもある。これからの未来を形作る辞書になるポテンシャルを持っている。