2.8出典・参考文献の書き方
★参考文献の書式
参照した文献は必ず出典を示すこと.
これには様々な書き方があるが,大きく分けて2 つやり方がある.
(a) その場で括弧書き,脚注・傍註にして紹介する
(b) その場には番号・略称のみで,章末や巻末に文献リストを提示する
少量の実験レポートや学術雑誌の掲載論文等なら,最後にまとめて参照文献リストをつける.
文献リストの表現形式は著者名,著書名,出版者名,最終出版年がわかれば十分.
Web Pageの場合は,URL情報だけでは駄目.サイト名,記事タイトル,作者,記事の年月日の情報は必須.
細かい書式が気になるなら,大きな学会の論文集に準拠すればよいだろう.
※応用物理学会,電子情報通信学会等,主たる各種学会論文誌は本学図書館で読むことができる.論文の形式や雰囲気を学ぶためにも一度は調べておきたい
★文献書式の例
以下に参考文献の例を挙げておく.
引用文献が雑誌の場合:著者名,雑誌名,巻数 ( 年号 ), 引用頁の順に書く
1)C. F. Chew and F. E. Low, Phys. Rev., 101(1999), p.1599
2)C. Kojima, S. Toda, and A. Urabe, Trans. IEEE Circuit Theory, CT-7 (1999), p.202
3) 電子太郎,電子情報通信学会誌, 77( 平成7年 ), pp.1051-1058
引用文献が単行本の場合:著者名,書名 ( 出版社,年号 ) ,引用頁の順に書く
4)John Todd (ed.), Survey of Numerical Analysis(McGraw Hill, New York, 1992), p.164
5) 犬井鉄郎,特殊函数 ( 岩波書店,昭和 57 年 ), 第7章 (pp.307-323)
文献がWebPageの場合:記事タイトル,サイト名,著者/組織名,年月日,URLを示す
☆頁番号表記:
引用ページ番号の表記もルールがある.一般的には以下が用いられる.
1. 引用箇所の開始頁だけを示す場合: ”p.102”
2. 引用箇所が複数頁にまたがる場合:”pp.102—111” ←開始と終止頁を併記