第1章 概要と注意
1.1 実験概要
電子情報通信実験I(前期セメスター)と電子情報通信実験II(後期セメスター)は,電子情報通信課程最初の実験科目である.
いずれも少人数のグループに分かれ,複数のテーマに取り組んでいく.
詳細は,実験ガイダンスおよびガイダンス資料をしっかり読むこと.
また,履修要項・シラバスも今一度確認しておくこと.
1.2 注意事項
電子情報通信実験は実験装置・測定装置と向き合い回路を作成する等,手を動かして理論を実践し生じる現象を観測しそれについて考察する科目である.
3年生で研究室配属されるまでのステップでもある.
詳細はガイダンス資料を参照するとして,ここでは以下の2点を必須の注意事項として記しておく.
1.全回出席すること
2.全テーマのレポートを提出すること
欠席すればデータが取れずレポートが書けないばかりか,グループメンバーにも迷惑をかけることになる.
もし体調の不調や,やむを得ない事情がある場合は,何があってもまず,可及的速やかにテーマ担当教員に連絡して対応を相談すること.
※この1991年に本実験が始まって以来32年間,無断欠席を2回以上した者が合格したことはない
また,レポートは未完成だと提出するのに躊躇するかもしれないが,出さないよりは百倍よい.
許された時間内に精一杯作成し,(たとえ途中であっても)必ず提出すること.