60.F-2 オシロDSO-Xでの工夫
DSO-Xの操作で,知っておくと便な機能を紹介する.
◆USBメモリにデータ保存可能
https://gyazo.com/3e834070dced9e4836642b5451b1e5b7https://gyazo.com/c1b480482667d95ab381f4e38ff22ba1
図60.F-1 保存ボタンと保存フォーマットの選択
USBメモリを挿して「save」ボタン → 形式を選択 → 「保存」ボタン
「CSVデータ」(".csv"):パソコンでグラフ化可能
※ 見やすくなるよう調整は必要
「PNG24ビットイメージ」(".png"):みたままの画像を保存
※レポートでは 軸線,特徴量の記入が必要
「基本波形データ」(".h5"):オシロにリロード可能なフォーマット
※過去データを再確認可能
★おすすめとしては,3種類で保存しておくこと. ← 同じデータは2度と得られない!
◆まずはAutoscale,Start/Stop
最初の作業は「Autoscale」ボタン
→ これで同期できなかったら,「Stop」ボタン
◆波形が震える/ギザギザならAquire
ギザギザで見にくい場合の対処方法
移動平均値を表示:Aquire>平均>64sample 程度に設定(状況で調整)
→ ただし縦横スケールを変更するとウニョ~ンとなる
◆「Cursor」機能を活用
カーソルの縦横同時表示,測定が可能.
$ \Delta X : X軸のカーソル間
$ \Delta Y : Y軸のカーソル間
これを測定値として記録する.
※現在のカーソル注目チャネルに注意.
→ 別のチャネルではスケールが異なる可能性
※カーソルの1クリックでの移動解像度にも注意(ディジタルなので中間がない)
◆ざっくり測定は「Measure」機能
水平方向,垂直方向の特徴量を自動計測
さっと確認するには便利
※ただし,不正確なこともある!
正確に測定するにはCursor機能を使う
Measure機能は「接続や測定箇所が間違えていないか」のチェックに活用
以上.
2023/9/18