60.A-2 信号観測用アダプタの扱い
y24より導入した信号観測用アダプタについて説明する.
◆特徴
信号観測用アダプタは,以下の特徴を持っている.
9pin オス ― メスコネクタ
※USBシリアルケーブルのコネクタが
ストレート結線 → DTE間接続するなら,クロスコネクタが別途必要
メス側の#1~#9までの信号を取り出せる
※念の為, どの回線かは各自でテスタなどで確認すること
ネジでリード線を固定できる
https://gyazo.com/f2c2449d27da415f4fbdc38a39405afb https://gyazo.com/3c5c90b9bde8f6fc948e4792e19e6f6e
図60.A-2-1 信号観測用アダプタ
◆リード線の固定方法
操作は簡単なので紹介するまでもないが,以下の手順でリード線を固定することができる.
1.目的の番号の孔を確認する.ここでは例として#1に接続する.
https://gyazo.com/7d2690b2033f7a86ae5d303f1be825da
2.3mmのマイナスドライバで上のネジを左に回す.すると抑えの金具が下に下る.
https://gyazo.com/708bc32a825e4474362308a077208070
3.リード線を差し込み,ドライバを右に回すと金具が上がりリード線を挟み込む
https://gyazo.com/8dc1677a35a2ed3e1dbaf0ca2a2f472e
4.しっかりと挟み込めたか,少しリード線を引っ張って確認する.
https://gyazo.com/59006e70fc8c7dd498fd1050dcace10e
★注意★
このアダプタの回路番号とコネクタの接続関係は各自テスタなどで確認すること.
測定する回線がサーバ/端末どちら側かを確認すること
以上.
2024/12/2