y20:4zz_レポート指導D組
◆今日以降の段取り(1)
1. 全体会議に参加する:GoogleFormで出席
2. TAさん毎にスレッド会議:グループ(7,8人)に別れて個別の指導
3. 藤井は各TA会議にぐるぐる参加
4. 4講時終了までそのまま質疑・相談タイム
5. 4講時終了次第,退出してOK
その後の質問は全体スレッドで
◆今日以降の段取り(2)
6. 再提出の基準:
再提出:修正して必ず再提出
Good:必須ではない.が,修正点はあるのでできるだけ提出
VeryGood:再提出不要
※修正点を一言つけて(表紙)
7. 期限:今週金曜日23:55まで(12/4)
提出後,manabaへの評価は返しません
他テーマを合わせて成績とするため
■ざっくり総評
グラフは前半の班よりも向上してます(^^)
体裁もまあまあ……細かい点が……
まとめの表と評価文がまだまだ✗
考察がまとめになってる
「うまく行きました」は結果の評価
まず,まとめ表と評価文をしっかり!
ホントの考察にはまだ遠い~
■形式のチェック
TAさんにお願いした形式チェック
https://gyazo.com/34f2973d125ca58da4715414d8639ccc
https://gyazo.com/4d0c46d359a4fa7478fe36223c8bd316
★注意する形式項目
自分の分担作業を書いてない人
ページ番号つけてない人←目次にページ番号ついてるのに!
目次:ページ番号がない人は✘
主節のタイトルがない人!なんの実験かわからん!
字下げ:段落全体はOK.段落文の一文字目は字下げする → 日本語のルール
グラフはだいぶマシ!→ でも次で説明
有効桁をすっごく気にして!
ほかの項目もきちんとチェック!:
「神は細部に宿る」
ミース・ファンデルローエ(建築家)が好んで使ったために有名になった西洋の格言
■グラフについて
完成度上がってきた!再確認 ▼▼
csvファイルは正確だし詳細なグラフが描ける → でも,それだけ!
グラフの条件:(チェックリストより)
https://gyazo.com/8e6b5a6e523838b8b53d56565e4f3c9f
★例1
https://gyazo.com/05097af5bb208e5602fd3bbfb0c47ebc
これはダメ.軸名がない,単位がない,目盛りが読めない! ▶▶グラフになってない!
特徴を記入していない ▶▶これも必須!
★例2
https://gyazo.com/0ef31cb8523db8d04163444867dc72c6
これはほぼ完璧.惜しい点は……
グラフの後の文:計算するなら式を!
★例3: 図の前後大切!
https://gyazo.com/bcbd0df038cd6007f70793a9bb50e936
◎測定日がある
◎ビット幅の数値がある
◎平均値を出している
△横軸単位・目盛がない
△ビット列がない
★グラフの工夫
みやすさ:横向きにして大きく提示:
オンラインでは見にくいが,印刷では見やすい
比較は複数のグラフを1ページにまとめる
縦軸/横軸スケールを揃える
スタートビットを揃える
大切なのは「何を見せたいか」←主張を明確に
■内容チェック
内容チェック項目は ▼▼
https://gyazo.com/7d29407f79a3ca2299eced0d3ff6af3b
★最初と最後の整合性
大切なのは「何を目指して実験したか,その結果,目指したものはどうなったか」が明確に書かれていること.
課題が明確に提示されてる
→ 最後にはその課題についてまとめがある
1.目的,2.方針手段,3.結果,4.評価,5.考察 =「報告書」
この5項目がはっきりしている? → もう一度確認!
★実習課題/検討課題の扱い
このテーマは問題解決型
→ テキストの実習課題/検討課題はヒント
レポートの項目名としては違和感がある
レポートに「実習課題/検討課題」という節は不要
実習/検討課題に沿って作業し,考え,計算するのは◎
★「方針」が大切
目的と手法手順の間に「方針」 ◀◀ 問題提起型の実験では最重要
班で一番相談したことのはず!
特に送出文字を何にするか,それはなぜ選んだか?
送信文字を選んだ理由はマスト.
←これは方針なのだ.これを抜かして結果や考察に急に出てくるのは✗
その理由は全文字テストの代替になる根拠につながってる?
★「手順」も大事
最初にわかってて後から必要なことは全部書いておく!
実験装置・実験系の図はふたつ必要
2つの実験で異なる! → 描く必要はなく,テキストからスクショして貼り付けてよし
テキストpxx図n.nを参照に: → やっぱり図はある方がいい(スクショでもいいから)
切り取りの中に図番号が入ってるとややこしくなるから注意
誰が測定したのか:後で比較するから必要
負論理などの原理:オシロの電位の読み方に関係するから必要
★結果について(1)
図表だけはダメ.「○○の結果○○になった」の文で始める
トラブルもしっかり記録する
1回目クロス回路でのトラブル:書いてくれた人わずか
結果として中継機を使った → 明記するべし
例:電位が全部マイナス → X5101の規格外!
◀◀ プロープ設定で1/10問題? → 10倍に
クロス回路9pinコネクタのGND間違いby藤井m(_ _)m
→ それだけだと通信できないはず……
→ 測定時のGND位置の設定があやしい……
→ ひどすぎるデータはレポートに出さないほうがよい
★結果について(2)
例:電位が1回目と2回目で違う → クロス回路のせい?
→ クロス回路と中継器だけのせい?ほかにない?
例:1blockの幅が短い → 全体を1bit短く読んだ?
→ これは実験としては恥ずかしいミス!
→ 測定担当しやだけでなく,確認を怠った全員の責任
→ 取得データを再検討
★まとめについて
考察の前には必ずまとめる
1. でてきた計測結果,算出結果の一覧表を作る
2. それについて評価を文で書く
「うまく通信できた」「正しいことを確認できた」は考察ではなく「まとめ」
成功した/失敗したは必要ない. 通信できている=成功してる!
★考察に不要なこと
a. すでにわかっていること(原理)
負論理や調歩同期の原理 → 方針/手順
b. 実験の条件・記録
送信文字を選んだ理由 → 方針/手順
誰が測定したのか → 手順で
c. 結果から自然にわかること
「課題どおり,ちゃんと通信しているのを確認できました」 → まとめ
★考察書き方(1)
結果から気になる点 → 着目して掘り下げる
何について考察するのかを述べてから書くのがよい
あれこれ書かない
推測は自由だがある程度根拠は必要
根拠が薄い場合:どうすればそれを実証できるか提案が必要
言葉だけでなく数値で具体的に ▼▼ 次ページ
★考察書き方(2)
考察は言葉だけでなく数値で具体的に=定量的
誤差=数値だと頭にたたきこめ!
誤差が大きい/小さい ◀◀ 基準が必ずあるはず!なければ書くな
「目測したから誤差」は✘ ◀◀ じゃあ測り直せよ
目測の精度がわかっているか?
推定値算出 ◀◀ 根拠となる数式は?
★考察文例
X例:「誤差が少しあったがこれは○○と▼▼のせいかもしれない」
◎例:
誤差は24.5bps,誤差率10.2%となった(計算式は以下の通り).今回使用したオシロスコープの測位誤差は2%である.オシロスコープを含めた計測系の誤差範囲を仮に5%とすれば,10.2 - 5 = 5.2.残り5.2%の誤差は,以下を含むものと考えられる.
1. 計測時のカーソル操作等による計測誤差
2. 通信線における外乱
3. サーバと端末の通信信号回路の性能差
これらの要因の影響度については,別途,計測誤差の単独実験,通信線の性能実験,通信回路の比較実験などを行なうことにより明確にすることができると考える.
★考察書き方(3)
考察は「A.事実」「B.推測」に分かれる
1. 事実から問題を見つけて提示する
2. 問題へのアプローチを考える
3. 事実と理論から出せるもの → 推測ではなく必然
3. 推測できることを提示する
4. その根拠を提示する
5. 推測を確認する方法を提示する
★考察書き方(4)
考察は言葉遣いに注意:
「~であった」:実験結果など生じた事実.限定的
「~である」:既存理論・必然的な導出事項.より一般的
「~だと考えられる」:強い推測(かなりの根拠あり)
「~だと考える」:推測(それなりに根拠あり)
「~だと仮定する」:仮説
※「~だと考えた」はほとんど使わない:過去の推測は限定的
★考察まとめ
考察は「数値」で!=定量的に
考察は言葉遣いに注意:
考察のないレポートは天下一武闘会のないドラゴンボール
推論は大胆でもOK! → 現実や現存する理論とのギャップを埋めるにはどうするかを提示する!
■では,TAさんのグループに別れて下さい
それぞれのスレッドに会議を立ち上げます.
→ スレッド確認したら,自分のスレッドに「いいね」してして下さい.
【D-α青木班:T190163-T190182】
【D-β竹原班:T190183-T190197】
【D-γ藤田班:T190200-T190212】
https://gyazo.com/d23989e0c2f9b670f9d3558c2746186f