y20:4zz_レポート指導A組
◆今日から再提出の段取り
1. 全体会議に参加する:GoogleFormで出席
2. TAさん毎にスレッド会議:グループ(7,8人)に別れて個別の指導
3. 藤井は各TA会議にぐるぐる参加
4. 4講時終了次第,退出してOK
5. その後の質問も受付るが……
6. 再提出の基準:
再提出:修正して必ず再提出
Good:必須ではない.が,修正点はあるのでできるだけ提出
VeryGood:再提出不要
※修正点を一言つけて(表紙)
7. 期限:今週金曜日23:55まで
提出後,manabaへの評価は返しません
他テーマを合わせて成績とするため
■形式のチェック
TAさんにお願いした形式チェック
https://gyazo.com/965fdda396c7499cd37f3b2eb665136d
★「できてない」が多かった項目
自分の分担作業を書いてない人
ページ番号つけてない人←目次にページ番号ついてるのに!
目次:ページ番号がない人は✘
「章」で始めている人←この程度の量のレポートは「節」から始める
主節のタイトルがない人!なんの実験かわからん!
グラフがちゃんと出来てない人多し! → 次で説明
有効桁をすっごく気にして!
数値に単位:通信速度のbpsが抜けてる人多し
ほかの項目もきちんとチェック!:「神は細部に宿る」
ミース・ファンデルローエ(建築家)が好んで使ったために有名になった西洋の格言
■グラフについて
できてない,未完成が多い!
csvファイルは正確だし詳細なグラフが描ける → でも,それだけ!
グラフの条件:(チェックリストより)
https://gyazo.com/8e6b5a6e523838b8b53d56565e4f3c9f
★例1
https://gyazo.com/05097af5bb208e5602fd3bbfb0c47ebchttps://gyazo.com/bcbd0df038cd6007f70793a9bb50e936
これはダメ.軸名がない,単位がない,目盛りが読めない! ▶▶グラフになってない!
特徴を記入していない ▶▶これも必須!
★例2
https://gyazo.com/748c54a71cc720290a1a1985cfcefe9d
これは◎だけど惜しい……数値がない!
1bit幅,全ビット幅の数値
信号の1と0の電位の数値
◆グラフ前後の文も大切!
★例3
https://gyazo.com/bcbd0df038cd6007f70793a9bb50e936
◎測定日がある
◎ビット幅の数値がある
◎平均値を出している
△横軸単位・目盛がない
△ビット列がない
■内容チェック
内容チェック項目は ▼▼
https://gyazo.com/466a37db68838986ed67fade73c3666f
大切なのは「何を目指して実験したか,その結果,目指したものはどうなったか」が明確に書かれていること.
実験装置・実験系の図はふたつ必要.
2つの実験で異なる! → 描く必要はなく,テキストからスクショして貼り付けてよし
「方針」が抜けていることが多い!
目的と手法手順の間に「方針」 ◀◀ 問題提起型の実験では最重要
班で一番相談したことのはず!
特に送出文字を何にするか,それはなぜ選んだか?
←これは方針なのだ.これを抜かして結果や考察に急に出てくるのは✗
途中の細々したデータも手順も大切!
でも,それだけだと「データ集」にすぎない
1.目的,2.方針手段,3.結果,4.評価と考察がまとまっていなければ「報告書」にはならない!
この4項目が自分のレポートではっきりしているか,もう一度確認!
★結果について
結果に図表だけはダメ.「○○の結果○○になった」の文で始める
電位差が-0.8V~+0.8V程度 → X5101の規格外!
◀◀ プロープの設定で1/10になっているのでは?
★まとめについて
まとめ:「うまく通信できた」「正しいことを確認できた」は考察ではなく「まとめ」
考察の前には必ずまとめる
まとめは計測結果,算出結果を一覧表にすることから始める
表をみながら何が言えるかを文章にする
成功した/失敗したは必要ない.通信できているのだから成功してるの前提だから
★考察について(1)
結果から気になる点に着目して掘り下げるのが考察.
なにについて考察するのかを述べてから書くのがよい
推測は自由だがある程度根拠が必要
言葉だけでなく数値で具体的に
Xの例:「誤差が少しあったがこれは○○と▼▼のせいかもしれない」
◎の例:「誤差は24.5bps,誤差率10.2%となった(計算式は以下の通り).今回使用したオシロスコープの測位誤差は2%なので,計測系の誤差範囲は5%程度とすれば,残り5.2%の誤差は計測時のカーソル操作等による計測誤差,通信線における外乱,サーバと端末の通信信号回路の性能差を含むものと思われる.さらにこれらの要因の影響度については,別途,計測誤差の単独実験,通信線の性能実験,通信回路の比較実験などを行なうことにより明確にすることができると考える」
★考察について(2)
考察は「A.事実」「B.推測」に分かれる.
1. 事実から問題を見つけて提示する
2. 問題へのアプローチを考える
3. 事実と理論から出せるもの → 推測ではなく必然
3. 推測できることを提示する
4. その根拠を提示する
5. 推測を確認する方法を提示する
★考察について(3)
考察は言葉遣いに注意:
「~であった」:実験結果など生じた事実.限定的
「~である」:既存理論・必然的な導出事項.より一般的
「~だと考えられる」:強い推測(かなりの根拠あり)
「~だと考える」:推測(それなりに根拠あり)
「~だと仮定する」:仮説
※「~だと考えた」はほとんど使わない:過去の推測は限定的
★考察について(4)
考察は「数値」で!=定量的であること
誤差=数値だと頭にたたきこめ!
誤差が大きい/小さい ◀◀ 基準が必ずあるはず!なければ書くな
「目測したから誤差」は✘ ◀◀ じゃあ測り直せよ
目測の精度がわかっているか?
推定値算出 ◀◀ 根拠となる数式は?
推論は大胆でもOK! → 現実や現存する理論とのギャップを埋めるにはどうするかを提示する!
■では,TAさんのグループに別れて下さい
A-α:青木:T190121~T190132
A-β:衣川:T190134~T190151
A-γ:竹原:T190152~T190164
https://gyazo.com/7d6bbb44fad1d8807c1bac738ced8333
それぞれのスレッドに会議を立ち上げますので,スレッドに注目して待っていて下さい.
https://gyazo.com/bcbd0df038cd6007f70793a9bb50e936https://gyazo.com/bcbd0df038cd6007f70793a9bb50e936