C組レポート指導
◆今日の準備
1. G.Form出席,scrapbox,manaba開く
2. 自分のレポートを開いておく( 話の内容と比較 )
3. 手元にメモを置く(アドバイスをメモ)
4. Teams全体会議「C組レポート指導7/6」に参加
◆今後の予定
再実験:必要な人だけ
https://scrapbox.io/files/60e3a55ad441f8001cbf5fc4.png
特別実験:208で午前組・午後組にわかれる
Teams「一般」チャネルにアナウンス
https://scrapbox.io/files/60e3a5e4d67f62001ccd4db9.png
◆今日の流れ
1. Teams全体会議でアドバイスを聞く
2. TAスレッドに指導会議:2班ずつ:個別指導
※メモを取る!覚えていられるわけがない!
※他人の分も聞く.かぶってること多い!
3. 藤井は各TA指導にぐるぐる参加
4. TA指導終了後,藤井が再確認するまで待機,終了後退室
◆再提出まで
その後の質問は班のスレッドで
再提出〆切は金曜日
★評価基準
再提出:修正して必ず再提出
Good:必須ではない.が,修正点はあるのでできるだけ提出
VeryGood:再提出不要
★再提出
再提出の際は表紙に修正点を一言添えて
同じファイル名で!(一度削除して再度アップ)
期限:今週金曜日9日 23:55まで
※提出後,manabaへの評価は返さない
他テーマを合わせて成績とするため
※manabaコメントで質問はしないで
◆manabaでチェック
TAさんチェック. ↓↓ manabaのコメントに貼り付け
https://scrapbox.io/files/6086b940adf15400236213b5.png
★その後に藤井チェックもちょくちょく入ってます
◆形式での注意
チェックリストをちゃんと理解して!
https://scrapbox.io/files/60c803bd0ef34100236a8549.png https://scrapbox.io/files/60c803d9fddb0f0022cf2fde.png
丁寧にひとつずつ!:「神は細部に宿る」(God is in the detail.)
ミース・ファンデルローエ(建築家)が好んで使ったために有名になった西洋の格言
◆字下げ!
節 → 小節 → 本文 → 箇条書きの順に右側に字下げ!インデント!
https://scrapbox.io/files/608693ebc10ab3002225e0d9.png
https://scrapbox.io/files/60869d24bc3139001cf03ff9.png
★字下げは こんな感じ
1. 実験の目的
1.1 主課題
a. □□XX
b. ○○△△
1.2 手順
手順1: ◎◎~~
結果1:□□△△
★お手本:
https://scrapbox.io/files/60bf5bba37d8b2001d497479.png
■グラフについて
グラフの条件わかってね
https://gyazo.com/8e6b5a6e523838b8b53d56565e4f3c9f
f特性の全体図は必ず横軸対数!
拡大図は方眼で:使い分ける!中途半端は✘
★グラフの例1
https://scrapbox.io/files/6086bcb8aead62001f419c17.png
結構描けてるように見えるが……
横軸が対数ではない
横軸目盛りがない
数値記入がまったくない
拡大図なら$ f_1~ f_2の少し外側だけを拡大するべき
★グラフの例2
https://scrapbox.io/files/60e3a67cef633100234a36f4.png
これはあかんやろ.
全体に小さすぎて読めない
数値を並べるのは別表にし,グラフに直接記入するのが◎
★グラフの例2
https://scrapbox.io/files/60e3d8a9c5b316001d327d22.png
オシロ画面 ≠ グラフ!
書き込み:どこを見ればいいか?
ΔYが310.00mVはおかしくない?
← 本文に説明が必要
★グラフの例3
https://scrapbox.io/files/6086be4eaead62001f419d47.png
数値記入がしっかりしてる!
惜しいのは目盛り数値も欲しかった!
斜めってる → 「スキャンアプリ」を使って歪み訂正
やっぱり暗い!
◆数式エディタを使え
ワープロの数式エディタは使いづらいが……
$ \TeX形式が美しい
$ \TeX形式とは:コマンド形式で記述する.
例:\frac{2\pi f_0}{\sqrt{LC}}
→ $ \frac{2\pi f_0}{\sqrt{LC}}
Wordも$ \TeX形式に対応している
従来の数式エディタも使い慣れればまあまあ使える
◆内容については
こちらもチェックリストを丁寧に!
https://scrapbox.io/files/60c80e4f3c2df0001c42398b.png
◆方針がほしい!
いきなり実験報告に入らないこと
大切なのは「何を目指して実験したか,その結果,目指したものはどうなったか」が明確に書かれていること.
主課題を把握するのは大前提!
それに対する方針 → RC過渡/LCf特との関係は?
◆道具の使いかた
LCRメータの測定値をうまく評価できてない
計測器の精度はどうなってるの?
← R,C,Lだけでは……
オシロのmesureとcursor,どっちを信じる?
仕様書/マニュアルをよく読む必要が……
◆結果はプロセス!
「課題解決型」:結果は二の次!プロセス命!!
自分たちは課題にどうアプローチしたか(方針)
実験の途中はどうだった?
修正した,無駄になった
← 全部「プロセス」 → 報告して!
※だらだら日記を書くのは✘
プロセスを報告するのは論理を組み立てる練習!
★もちろん結果もね!
◆まとめは表!
まとめ=表! ← 理系レポートの基本
「よかった/だめだった」は感想!
→ 「結果の中に散らばった値を拾って整理して提示する」
評価は二段階:
評価(1) 方針と結果はちゃんとつながっているか?
評価(2) 方針は主課題のゴールにたどりつけたか?
これがないと「報告」として締りがない
◆考察って何?
★全体をぼんやり眺めて「よかった」≠ 考察!
★考察はピンポイントで!
ずれた値,飛んだ値 ← なぜ?
あまりにも理論通り ← なぜ?
ノイズが気になる ← どこから?
→ つまり「自分が気になったこと」に絞って考える
◆考察の3段階
★ピンポイント見つけたら
1. 「◎◎について考察する」と宣言する
2. なぜか/どういう機序かを自分なりに考える
・拠り所になる理論があれば当てはめる
・要因・要素を列挙して数値を変化させる
→ 欠落している要素はなにか
→ 付加/除外できる要素はないか
← これらから原因・機序を推測する
3. その推測を実証する条件を考え,提案する
具体的な実験プランまでできれば◎!
◆考察の書き方
★「A.事実」「B.推測」を分ける
1. 事実から問題を見つけて提示する
2. 問題へのアプローチを考える
3. 事実と理論から出せるもの → 推測ではなく必然
3. 推測できることを提示する
4. その根拠を提示する
5. 推測を確認する方法を提示する
★言葉遣いに注意
「~である」「~だった」:事実・既存理論・必然的な導出事項
「~だと考える」:推測(それなりに根拠あり)
「~だと仮定する」:仮説
※「~だと考えた」 ← △?✘?
★定量的であること
誤差:数値で!
「目測したから誤差」では✘ ◀◀ じゃあ目測の精度は?(必ず出せるはず)
推定値算出 ◀◀ 根拠となる数式は?
推論は大胆でもOK! → 現実や現存する理論とのギャップを埋めるにはどうするかを提示する!
■では,TAさんのグループに別れて下さい
それぞれのスレッドに会議を立ち上げますので,スレッドに注目して待っていて下さい.
2021/6/15