男たちの知らない女
https://i.gyazo.com/fcedc7d4f5fb0e508a2f4a98e3aa3e20.jpg
ハヤカワ文庫SF・短篇集『愛はさだめ、さだめは死』収録
概要
フェミニズムSFの名作。
おすすめポイント
SFの古典的仕掛けを用いたセンス・オブ・ワンダー
SF、特にアメリカにおける黎明期のSFの代表的な物語として、“異星人に攫われたセクシーな女性をマッチョな男性が助ける”というものが挙げられます(アナログ誌の表紙絵を見るとわかりやすいと思います)。
本作は、この“異星人に攫われる女性”を用いつつ、私たちの既成概念に揺さぶりをかけます。
読み進める途中に読んでいて嫌になる要素がありますが、それも含めて本作の狙いなので、多少読み飛ばしつつも最後まで読み切っていただきたいな、と思います。
次に読むSF
同じ作家から選ぶ
違う作家から選ぶ
筒井康隆「わかれ」