あるいは酒でいっぱいの海
中公文庫・作品集『あるいは酒でいっぱいの海』収録(絶版)
概要
水をエタノールに変えてしまう触媒をうっかり下水に流してしまって海が酒でいっぱいになってしまう。
貴重な化学SFの代表的な作品。
おすすめポイント
出オチ、なのに面白い!
物語は上の概要で書いた部分で終わりです。しかし、筒井康隆の類まれなる筆力によって出オチでネタを知っていても楽しめる作品になっています。科学的にはあり得なくても、それっぽく説明されていて面白ければそれでいいんです。
ラスト1行にご期待ください。
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