JavaScript

JavaScript = ECMAScript + 環境ごとに異なる仕様

ブラウザ環境

ECMAScript + Web APIs(DOM APIなど)

Node.js環境

ECMAScript ＋CommonJS

ECMAScript

JavaScriptのコアの部分をECMAScriptとして仕様策定

JavaScriptの一部がECMAScript

JavaScriptエンジン

ECMAScriptを実装する

例

Chrome

V8エンジン + WebAPI(Fetch API、DOM API、WebRTCなど)

V8エンジン = JavaScriptエンジン(ECMAScriptを実装する)

JavaScriptエンジンによって実行結果が微妙に異なることがある

コードが実行されるまで

JavaScriptエンジン

コード

グローバルオブジェクト

ブラウザではwindowなど

Web APIを含む

this

実行コンテキストによってthisで取得できるものは変わる

グローバルコンテキスト

JavaScriptファイル直下のコンテキスト

使えるもの

実行中のコンテキスト内の変数、関数

グローバルオブジェクト

this

関数コンテキスト

関数のブロック内のコンテキスト

使えるもの

実行中のコンテキスト内の変数、関数

arguments

super

this

外部変数

evalコンテキスト

コールスタック

実行中のコードがたどってきたコンテキストの積み重ね

コールスタックの一番上にあるコンテキストが実行中のコンテキスト

ホスティング

コンテキスト生成時に実行される

コンテキスト内で宣言した変数や関数の定義を、コード実行前にメモリに配置すること

変数

var

宣言だけ先に行う。メモリの確保をして、ホスティング時にundefinedで初期化する

let, const

ホスティング時にundefinedで初期化されない

関数

ソースコード内で、呼び出しが宣言より先になっていたとしても、実行時には宣言を先にメモリにロードしてくれるから、呼び出しはできる

strict mode

"use strict"という文字列をファイルまたは関数の先頭に書くことで、そのスコープにあるコードはstrict modeで実行される

evalやwithとかを使えなくする

var, let, const

constは再代入、再定義が共に不可

letは再定義が不可

var は再代入も再定義もできる

データ型

プリミティブ型とオブジェクト

プリミティブ型はイミュータブル

オブジェクトはミュータブル

値そのものではなく値への参照を経由して操作

nullリテラル

nullは「値がない」ということを表現する値

値がないという値をもつ

undefined

undefinedという値をもったグローバル変数

code:js

const undefined = "独自の未定義値"; // undefinedという名前の変数をエラーなく定義できる

console.log(undefined); // => "独自の未定義値"