株式市場
時価総額
市場に出回っている発行済み株式数×一定時点の株価
なので、上場していないと出せない ただし、上場していなくても見積もることはできる
市場区分(東証)
プライム市場
多くの機関投資家の投資対象になりうる規模の時価総額(流動性)を持ち、より高いガバナンス水準を備え、投資者との建設的な対話を中心に据えて持続的な成長と中長期的な企業価値の向上にコミットする企業向けの市場
「多くの国内外の機関投資家の投資対象にふさわしい豊富な株式の流通量があること」
TOPIXに載る
スタンダード市場
公開された市場における投資対象として一定の時価総額(流動性)を持ち、上場企業としての基本的なガバナンス水準を備えつつ、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上にコミットする企業向けの市場
「上場企業として一定の株式の流通量があること」
グロース市場
高い成長可能性を実現するための事業計画及びその進捗の適時・適切な開示が行われ一定の市場評価が得られる一方、事業実績の観点から相対的にリスクが高い企業向けの市場
「ベンチャー企業や新興企業向けの市場であり、市場に公開するための最低限の流通量」
株式指数
日経平均株価
日本経済新聞社が選定した225銘柄から構成される平均株価
東京証券取引所プライム市場上場銘柄から選定した225銘柄
市場流動性の高い銘柄が選ばれる
業種のバランスが考慮される
TOPIX
日本の株式市場を広範に網羅する株価指数
プライム市場の全企業を網羅
日経平均株価よりも市場全体の値動きを表しているとされている
株式指数は将来の景気動向を先取りして動く傾向がある
株価
株価 = EPS(1株あたりの当期利益) / 長期金利 + リスクプレミアム - EPS成長率
つまり、
長期金利が上がれば分母が増えるので、株価が下がる
金利が増えれば株よりも、長期金利に連動するものを持っておいたほうが良いので、株価が下がる
リスクプレミアム
リスクを取ることの対価(投資家が要求する追加リターンのこと。リスク取るからにはリターンくれ)
投資家の心理の影響を受ける
リスクプレミアムが下がる(= 投資家がリスクに積極的になる 要求リターンが減る) = 株価が上がる
EPS成長率
EPSが将来どのくらい伸びそうか
EPS成長率が上がると分母が減り株価が上がる
景気全体がいい感じならEPS成長率も上がるし、個々の会社が頑張ることでもEPS成長率は上がる
PER
株価収益率 株価がEPSの何倍になっているか
株価/EPS
どれだけ株が割安か
EPSが高くて人気があるとPERが高くなる
大体20倍以上だと割高で、10倍以下だと割安
株価を上げることの企業的メリット
公募増資での資金調達でお金をいっぱい手に入れられる
株価が低かったら公募増資で全然金が集まらない
買収されにくくなる
企業の信用があがる
株価を上げる方法
ROE(資本利益率)を上げる
配当
自社株買い
流通している株を自社株買いすることで、発行株数が減るため、1株あたりの利益(=ROE)が増え、株価があがる
参考