マスク2枚の真相
新型コロナウイルスの感染対策、あるいは拡散防止対策として政府が日本の全世帯に対してマスクを2枚ずつ配布するという対応が話題になっている。 (というか炎上している)
凄まじいコストをかけているだとか、もっと他にやることがあるだろうとか、まぁ色々と言いたいことはある。
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この件に関してFacebook上で出回っていた投稿を転載。
なかなかこういった話題の真意は伝わってこないし、行間を読むのは難しいが、ちゃんと説明されれば理解できる話ではある。
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code:マスク2枚の真相
経済産業省の浅野大介さんの投稿より転載。
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マスク2枚の真相【シェアしてほしい話】
エラく馬鹿にされてるこの話。
政府マスクチームで関与した身としては、企画の真意が伝わらなさすぎて残念なので、ちょっと解説します(広報がマズすぎで凹む)。
なぜこんなことを企画したか?
・飛沫感染防止のため、マスクはしてもらいたい
・しかし、「不織布の使い捨てマスク」(医療用サージカルマスクも一般用マスクも、実は中身同じ)には生産能力限界がある
・だから、使い捨てマスクは医療機関に優先的に回したい。そのため、僕ら国民一般は、繰り返し洗濯てきる「布マスク」か「自作マスク」あたりでしのぎたい
・ただ、この昔懐かしの「布マスク」など今時作ってない。政府が買い上げる約束でもしなけりゃ、メーカーは怖くて何億枚も作らない。だから政府買い上げの形で発注する必要があった(200億払う理由はここ)
・また、配布のときに行列ができて感染クラスターをつくる恐れがあるから、日本郵便の全戸無差別配達サービスでやるしかない(輸送費かける理由はここ)
・なお、平均世帯人数は約2人。個々の世帯人数に合わせて丁寧になど配れないし、まずは2枚配るのが精一杯だから、まず2枚。
もちろん、
「オレ要らない」って人もいるでしょう。
そういう方も、ひとしきり文句垂れていただいた後は、
「2枚では足りない、もう1枚欲しい世帯」に隣近所で融通するとか、そういう地域市民社会の機能回復にぜひつとめていただけましたら、、、日本の社会ってそういうの苦手じゃないはずだとおもってますんで。
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