Tidy First?
生成AI時代、プログラミング言語の文法やコーディングのお作法などは、Code Agentがよしなにやってくれるだろう。一方で、ソフトウェア設計の原則を知っておくと有利になるケースはまだまだ多そう。そういう経験則的なソフトウェア設計における行動パターンを知ることができる本。
メモ
第1部 整頓
使われていないコードは容赦なく消すべし。もったいないとか考えずに断捨離したほうが見通しが良くなる。
Interfaceが古くなったら、新しいInterfaceを作って古いInterfaceをWrapし、移行していくべし。そして古いIntarfeceへの依存をなくしてさっさと古いInterfaceは消す。
404 を直接エラーハンドリングで使わずにPAGE_NOT_FOUNDにせよ、というのは例がイマイチかなぁ。。マジックナンバーを使うなという主張なのはわかるが、404がNot FoundかどうかわからないWebエンジニアなんていないだろうし、これすら説明しないといけないようなエンジニアとは一緒に働けない。一方で深いドメイン知識が求められるマジックナンバーを使うのは悪だとは思う。そういう意味ではマジックナンバーは必ずしも悪と言えないが、どちらかというとPAGE_NOT_FOUNDという定数を宣言したくなるのは一貫性を持たせよ、という主張に起因するのかもしれない。
「コードの最大のコストは、コードを書くことではない。コードを読んで理解することだ。」
コードを細かく分割しすぎると理解が難しくなることもある。理解のしやすさを最重視すべし。
第2部 管理術