https://youtu.be/DTpGfpLybr0?si=sDmGCsy6OlQEEE8T
今更ながらCatnose氏のDevSumiでの講演動画を見たので感想を書いておく。
開発者とデザイナーの中間
開発者がボランティアで記事を公開するというよりは、対価を得られるような仕組みを作りたかった
投げ銭の仕組みはNoteからインスパイア
Tech記事には相性がいい仕組み。
Peer Bonusみたいなもの
このあたりはLLMにもってかれそう…
スクラップ
Timesに垂れ流すようなものでもスクラップ記事として公開しておけば誰かの役に立つ。
Open / Closeの仕組みがあるので、
Zennもペルソナは作者自身。やっぱり個人開発は自分をユーザーのペルソナにするのがいい
自分が欲しいものを突き詰めると良いものができる、かもね
やはり書き手が対価を得られる仕組みを作りたい、というのがモチベーション
やはり競合はQiita
だが、競合はほとんど意識していない
競合を見すぎるのは良くない。失敗のできない大企業ならいいかもしれないが。
意識的に意識しないようにした
むしろQiitaではなくMediumとか、全然違うジャンルのTwitterなどを参考にした。ほほー
ある程度作り込んでからリリースした
ちゃんと動くものを作ってからリリースした理由は?乗り換え先があるから。ユーザーの目が肥えている。Buggyなものを出してユーザーが定着しないと意味はない。
開発期間
2019年の夏頃から開発し、2020年の1月ぐらいにはそれなり物もができていた
その間、どの程度の時間を開発に使ったんだろうか??
本当は誰かと一緒に作りたかったけど、声をかけた人から断られちゃったのでずっと1人。一人で作りたかったわけではない。
開発の話
設計はそれなりに頑張ったみたい
DesignDocは可能な限りGitのDocに
サービス名ってめっちゃ大事!
読みやすさ、覚えやすさ、英語圏で通じるか、ググラビリティが高いか?
→ ググラビリティは意識したことなかったなー
日本だと、日本っぽい名前を考えるのがいいよ、と。なるほど。フランス語でホゲホゲ、みたいな高尚な名前をつけても日本人に覚えられなければ意味がない。
why Rails??
他の巨大OSSを参考にしやすい
今ならNestJSとかでTypeScriptにするかも、とのこと。Backendとの共通言語で使えるのは魅力的。
最初からバイアウトの可能性を視野に作っていた模様
高速化へのこだわり
Nextはパフォーマンスチューニングがしやすい
ISR
動的コンテンツも含めてキャッシュ
動的コンテンツは非同期で更新
ただ、動的コンテンツのキャッシュは、基本的には難しい
ユーザー認証が必要なものをキャッシュするのは危険
力ずくでのキャッシュパージの実行など
GitHubでコンテンツ管理
CMS的な機能をGitHubで実現
Zennから他のメディアに移行しやすい、というポータビリティも意識。このあたりのすばらしい。
(どこかのクラウドベンダーに爪の垢を煎じて飲ませたい)
やっぱりオープンが勝つ世の中になって欲しいものだ
個人開発は憧れるが、過去の失敗のトラウマ、ライフステージの変化、運要素の強さから踏み込めないでいる。ただ、こんなものは単なる言い訳でしかないのでネタを探したい。
自分をユーザーのペルソナにすべし、というのは最も重要なんだろうなと思う。個人開発においては、ね。