ソニーの完璧な瞳AFから離れ、ライカで家族を撮るということ
はじめに
念願のライカSummilux M35mm F1.4 ASPH.を手に入れ、意気揚々と子どもたちと出かけた週末。そこで待っていたのは、F8のゾーンフォーカスで量産されたピンボケとのっぺりした記録写真の山だった。従来から愛用しているα7CRならこんな苦労はせず、開放で背景がボケた綺麗な写真が簡単に撮れたはず。ライカを使うという手段が目的化しているのではないかという迷い。それでも、不便なマニュアルフォーカス機で写真を撮り続けるための、自分なりのライカ道のエッセンスをここに記録しておく。
なぜライカを使うのか
完璧なピントと解像感を求めるなら最新のミラーレス機が最適解である。しかしライカには、光学補正に頼らないレンズ本来の純度の高い光、そして微小な明暗差を描き分けるマイクロコントラストの高さが生み出す特有の立体感がある。さらに重要なのは、カメラとしての威圧感がないことだ。いつの間に撮っていたの、と家族が驚くほど、撮影という行為の気配を消し、日常の自然な表情に溶け込むことができる。
ゾーンフォーカスと距離感の再構築
レンズの目盛りを見てからピントを合わせるのでは、子どもの予測不能な動きには絶対に間に合わない。視覚ではなく、触覚と自分の歩幅でピントを管理する。
・フォーカスタブの角度を指先で覚える。真下なら約1.5メートル、右下4時方向なら約3メートルの目安。
・シャッターチャンスではピントリングを回さず、あらかじめ設定した距離のゾーンに自分が動いて被写体を収める。
・1メートル、1.5メートル、2メートルの空間を、自分の腕の長さや部屋の家具などを基準にして日常的に身体へ染み込ませる。
・F5.6で2メートルにピントを置けば、手前40センチから奥80センチの約1.2メートルの空間がピントの合う箱になる。
歩留まりを上げるためのカメラ設定
アナログなマニュアルフォーカスに集中するため、露出コントロールはデジタル技術に完全に委ねる。
・絞り優先モードを選択し、ISOはオートに設定する。
・低速限界シャッタースピードを1/500に設定し、被写体ブレを確実に防ぐ。
・EVFのフォーカスピーキングはブルーの弱に設定する。
・ピーキングは顔ではなく、コントラストの高い服の襟元や肩の縫い目、あるいは足元の地面で確認し、コサイン誤差を防ぐ。
・静止した瞬間の開放F1.4は、EVFのピント拡大機能を使ってシビアに追い込む。
長距離ウォークでの実践運用
子どもの撮影においては、事前の割り切りと人力の省電力マネジメントが鍵になる。
・歩きながらの撮影はF8、タブは3メートル位置に固定し、テンポよくシャッターを切る。
・休憩中など立ち止まった時だけ、絞りを開放付近にしてEVFで作品を狙うメリハリをつける。
・撮影直後に物理電源スイッチをこまめにオフにする癖をつける。
・オートレビューは完全にオフにし、モニターの点灯回数を極力減らしてバッテリーを温存する。
ズミルックスらしさを活かす現像レシピ
ソフトウェアの自動補正や鮮やかなプリセットは、ズミルックスが持つ美味しい不完全さと立体感をフラットに潰してしまう。デジタル臭さを抜き、ライカらしい湿度のある色気を引き出すためのDxOでのアプローチ。
・レンズの光学補正モジュールは適用せず、周辺減光などの収差をあえて残す。
・彩度が高くコントラストの強い標準プリセットは使用しない。
・ベースはFilmPackのFuji Astia 100FやKodak Portra 160などのネガフィルム調を選び、カラーレンダリングのみを適用して粒子感はオフにする。
・全体のグローバルコントラストを下げて階調を柔らかく保つ。
・マイクロコントラストを少しだけプラスし、被写体の立体感を強調する。
・全体の彩度は下げ、必要に応じて自然な彩度で微調整する。これを自分専用のデフォルトとして一括適用する。
#カメラ #生成AIが書いた