振り返り ServerlessDays Tokyo 2019のCFP落選 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
追記
papercall.io をよく見たら、なんとTalk Formatを Lightning Talk (~5-10 minutes) で応募しちゃっていた…。
Short Talk (20min ) に申し込んだつもりだったので、もしLTで当選していたらそれはそれで厄介な話だった。
自分のドジっ子っぷりが嫌になるな、ほんとに‥。
後で堀家さんと話したが、特にバイアス無く落選した感じはする…( ;∀;)
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以下のような内容でServerlessDays Tokyo 2019の登壇申し込みのCFPを申し込んでいたが、残念ながら落選した。
code:Title
もしフルマネージドFaaSに障害が発生したら
code:Talk Abstract
我々は何万ものIoT製品を支えるシステムをフルサーバーレスで構築し、本番運用しています。
2019年某日、AWSのとあるリージョンのLambdaが障害で数時間にわたり利用できない状態になりました。我々もサービス障害を発生させてしまいましたが、障害と引き換えに得難い経験をしました。
この障害で想定外のことが数多く起こりました。Lambdaが復旧してからしらばくの時間、我々のサービスは障害が継続し、完全復旧までに数時間を要しました。この時、裏で何が起こっていたのでしょうか?
Lambdaの障害時に考慮すべきことや、IoT製品をサーバーレスで構築するための知見などをお話ししたいと思います。
落選の理由は明らかにされていないけれど、今後のCFP応募のためにもなぜ落選したかの考察をしておく。
申し込んだときの気持ち
Lambdaの障害の話は東京リージョンではなくて海外リージョンの話なので、日本ではLambdaの障害は経験していない人が多いはずで、内容的には刺さるかなーと思った。
僕たちの失敗は、Lambdaが死んだときに誰しもが陥りそうな失敗だったので、これは世の中にも公開しておくべきだという気持ちだった。
AWS色が強すぎる点が気にはなっていたが、FaaSの障害という意味では一般化できる内容であり、他のクラウドベンダーを使っている人にも参考になるはず。
なぜ採択されなかったのか?
テーマの問題?
Lambdaの障害がテーマなのは、さすがにAWS色が強すぎた?
ServerlessDaysはベンダーニュートラルなイベントなので内容がアンマッチと判断されたのかもしれない。
CFPの書き方の問題?
改めてCFPを読み返すと、やや具体性に書けるので、もう少し具体的な内容を書けばよかったかもしれない。
250文字だったか300文字だったか文字制限がかなりキツかったのもあるが、あまり具体的な内容を書けなかったのは反省点。
そもそも内容が面白くない
これを言っちゃうと身も蓋もないが。他にも同じような内容で応募している人がいて、僕の方が内容的に面白くなかったかもしれない。また、サービス障害というある意味後ろ向きなトーク内容が場に相応しくないと判断されたかもしれない。
所感
申し込んだ時点でトークの内容がだいたいイメージできていたし、ウケを狙えるポイントもいくつか用意できそうだったので非常に残念。
やっぱりJAWS等のAWS関連イベントに持っていったほうがいいのかなぁ? あんまりJAWSの支部に参加していないから適切な場が思いつかないけど…。Serverless JAWSとかがあればいいんだけど。
同僚がCFP出していて採択されたようで、同じ会社から2枠はNGだから僕を落とした、みたいな話ではないことを切に願うばかり。さすがに偏り過ぎか。同じフィールドで今後もやり合うのは正直しんどいので僕はIoT方面にシフトしようかな。
これまでいくつか登壇させてもらってきたが、自分の持っている技術で殴りに行くというよりは、会社のプロダクトの魅力によって依頼が来ていたんだなと改めて実感した。ServerlessDaysは会社や氏名、事業内容などのバイアスを一切排除して (どの程度まで徹底されているのかはわからないが) 選考するとのことなので、まだまだ個人としての実力が足りないと実感できた。腐らずに前向きに技術向上に取り組むべし。
ところで、この記事をご覧の方で (いないと思うけど)、もし他のイベントでの登壇のご依頼等を頂ける方はTwitterのDMください。