どのような肩書きを名乗るか
Software Engineer
Software Developper
Programmer
Architect
System Engineer
会社のポジション的にはSoftware Engineerなんだけど、どうもIEA協定基準だとエンジニアは名乗れなさそうで、Software Develperとなるようだ。
IT業界においての世界的ギルドとして「International Engineering Alliance(IEA/国際エンジニアリング連合)」があります。
そして、日本もIEA協定に署名しています。
ほほう、知らなかった。
APECエンジニアの要件
学歴要件
IEAが標準として示す「エンジニアとしての知識・能力」に照らし、自己の判断で業務を遂行する能力があると認められる
エンジニアリング課程終了後7年以上の実務経験
少なくと2年間、重要なエンジニアリング業務の責任ある立場での経験
継続的な専門能力開発を満足できるレベルで実施している
業務履行にあたり倫理的に行動する
プロフェッショナルエンジニアとして行った活動および決定に対して責任を持つ
登録部門は11部門に分かれている
日本の「技術士」制度に相当するエンジニアの免許制度(Professional EngineerやChartered Engineer)は世界各国で一般的です。日本の「技術士」資格は、海外でも通用する国際的なエンジニア資格を取得するための前提要件となっています。
「APECエンジニア」や「IPEA国際エンジニア」は、日本の技術士資格の延長線上にある国際資格
「APECエンジニア」や「IPEA国際エンジニア」は各国政府間の合意に基づく資格制度
Engineer発祥の地、欧米でもこのように混乱した時代があり ました。しかし最近では、次のように概念が固まってきました。技 術を担う者engineering practitionerは、知識の応用と構想 力を中核能力とするエンジニアengineer、熟練技能を中核能力 とするテクニシャン technician、両者の中間的性格をもつテクノ ロジストtechnologistの3つの範疇に分類しています。中核能力 の違いに応じてそれに必要な基礎教育期間も異なり、中等教育 終了後エンジニアには4年以上、テクノロジストには3年以上、テ クニシャンには2年以上の専門教育が求められています。簡単に
いえばエンジニアは工学系の学士課程、テクノロジストは工業高 等専門学校、テクニシャンは技能訓練学校の修了生と考えれば よいでしょう。
アメリカでは、エンジニア と自称する条件、PEを取得する条件として、ABETから認定さ れた教育またはそれと同等な教育を修了していることが求め られます。イギリス、カナダなどアングロサクソン系諸国でも、 それぞれ同様のシステムを持っています。
Engineer -> Professional Engineer という流れのようだ
。JABEEは2005年にワシントン協定に 加盟しました。これによって、加盟認定団体は、認定プログ ラムの質的同等性を国境を越えて相互に認め合うことになり ました。JABEE認定はABET認定と同等ということになりま す。JABEE認定プログラムの修了生は、世界に通用するエン ジニアとしての教育条件を完全に満たしています
なるほど。
まとめ
「技術士」「Professional Enginner」と名乗るのは資格が必要そうだが、「Software Enginner」
技術士(英名: Professional Engineer)
技術士法に基づく日本の国家資格
技術士補
技術士法に基づく日本の国家資格
技術士の指導の下で技術士補の称号を利用して、技術士を補佐する技術業務を行える
名称独占が定められていて、勝手に技術士と名乗ることはできない
21部門に分かれている(自分の場合は情報工学部門だろう)
情報工学部門
1. 認定された教育機関の修了 or 技術士一次試験の合格
これにより収集技術者となる
香川大学工学部信頼性情報システム工学科は認定された教育機関なので、僕は収集技術者ということになる
2. 実務経験を4~7年行う
2012年4月から実務をしているので、7年以上経過している
3. 技術士2次試験の合格
令和2年度の試験
必須科目
5Gを用いた被災地域向けシステムの課題や解決策、懸念事項への対応策など
キャッシュレス決済のシステムについて、非機能要件の抽出と解決策など
選択科目
コンピュータ工学の例:ブロックチェーンのマイニング処理の高速化
ソフトウェア工学の例:DevOpsについて、テレワークについて
情報システム;AIOpsについて、データマイニング、アジャイルプラクティス、テレワーク
情報基盤:ネットワーク、パブリッククラウド、DNS, FIDO
令和2年度の試験を見た印象としては、試験内容はちゃんとアップデートされてるなという感じ
4. 登録
APECエンジニア
技術水準を国家観で相互承認するための仕組みで、これはAPEC版ぽい
Electrical部門が情報工学部門に対応しているようだ
IPEA国際エンジニア
IPEA国際エンジニアとして登録されると、IntPE(認定エコノミー名) の称号(International Professional Engineerの略称)を使用することができます。 日本の場合はIntPE(Jp)の称号を使用することができます。
アメリカはIntPEの称号を採択していません。 アメリカなど国によっては法令上の理由により業務上の使用が制限される場合があります。
ややこしいな!
IEA(国際エンジニアリング連合)
エンジニアリング教育認定の3協定(ワシントン協定、シドニー協定、ダブリン協定)※2と、エンジニア専門職資格認定の4枠組み(APECEA(APECエンジニア協定)、IPEA(国際エンジニア協定)、IETA(国際テクノロジスト協定)、AIET(国際テクニシャン協定)の加盟者で構成された連合組織