★殺陣:木刀の加工と工夫
*****作業中*****
◆ゴールイメージ
鍔をつける
鍔止めをスマートなものにする
プラ鞘の鯉口を調整する
柄を削る
柄巻きを施す
https://scrapbox.io/files/63d9c785201ee6001d0e1049.pnghttps://scrapbox.io/files/63d9c7b424f3c8001e1fed95.png
なぜこんなことをするのかを説明していきます.
◆1.鍔と鍔止め
木刀は振るだけならそのままでいいのですが,木刀だけだと抜刀納刀の稽古ができません.
殺陣では抜刀納刀も重要な要素です.やはり木刀にも鍔と鞘はほしいです.
◎木刀用鍔
現在汎用的な木刀用の鞘というのはプラスチックの物が販売されています.
というか,それしかありません.
木刀用の鍔はこれもまたプラスチックのものがいろいろ売られています.
軟質なので,自分の木刀に合うようにカッターなどで加工も可能です.
※上の写真だと濃茶と鼈甲色です.
ネット通販では100円台からあります.革製のものだと4000円くらいします.
いずれも大刀用,中小刀用があるので,自分の木刀に合わせましょう.
◎鍔止め
問題は鍔止めです.100%,木刀用の鍔を購入するとゴム製の鍔止めがついてきます.
丸っこくて厚みがあります.▼▼ こんなのです.
https://scrapbox.io/files/63d9cc31cdeef6001ea7fc69.png
鍔をしっかり固定するためのものですが,この厚みでは,プラ鞘に絶対納まりません.
なので,劇団√根ではいろいろ探し回って,こういうものを工夫しました.
https://scrapbox.io/files/63d9cce7c9fc6200204ebd8f.pnghttps://scrapbox.io/files/63d9cd59ec57ae001e2ac881.png
この形状はちょうど,刀でいう「脛巾(ハバキ)」によく似ていて,ものすごく気に入ってます.
これだと薄いので,プラ鞘にすっぽり納まります.
この鍔止めの作り方は,別記事で.
→ ★殺陣:木刀鍔止め・脛巾を作る
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