TBMとRT戦
TBM (Tank Battle Mod) とは、新レギュレーションRT戦(Realistic Tank Battle)のための製作中mod。
コンセプト
2021年1月現在、Besiege日本コミュニティでは主にジャンクタンク(JT)が戦車戦として開かれている。完全バニラをコンセプトとしたレギュレーションで、戦車戦とBesiegeらしさを兼ね備えており、人気も高く、競技人口も多い。私のお気に入りレギュレーションだ。
しかし、バニラレギュの性か、技術の進歩は現実のそれとは大きく異なっている。転輪や装甲には燃える木材ブロックを使わざるを得ず、よく燃える。ブロックと比較した砲弾の質量が非常に大きいので、射撃時の反動に対して弾速が遅く、被弾時には車両が浮き上がる(これは炸裂によるものも大きいが)。ボムの誘爆範囲が広く、車両には一定以上の大きさが求められる。何より装甲に適した平面的なブロックがない。そういったBesiegeの制約を理解した歴戦の猛者達が作るジャンクタンクの中には、戦車とは言い難い外見のものも多い。私のMBT02シリーズは辛うじて戦車らしい見た目を維持しているという自負はあるが、その砲塔さえスケルトンだ。
勿論、ジャンクタンクはそれでよい。いや、むしろそうでなくてはいけない。ボムキャ、ボムロケ、G、耐火丸太など、様々な変種戦車がぽこぽこ生み出されては消え、偶に無双状態に入ったと思えばレギュ改定で消え、その中で如何に戦車らしさを保っていくのかということこそ、ジャンクタンクの醍醐味なのだから(私見)。しかしまた同時に、もう少し現実に近い戦車を作って戦いたいという欲求があるのも事実だ。
そうなると必然的にジャンクタンクとは別のレギュレーションが必要になってくる。既存の他の戦車レギュでも、紙タン、E砲などが存在するものの、先述のBesiegeと現実との相違を埋め合わせるようなものではない。見た目や弾速などの点に於いてはJTと比較すれば戦車らしいが、個人的にはまだまだ足りない。紙タンで多用されるサーフェイスブロックは造形に最適とはいえ、燃えながら飛び散るなどの挙動は戦車らしからず、更に処理が重く挙動も不安定という欠点がある。E砲は種々の砲を取り揃え、十分な威力と弾速を提供しているが、それ以外に関してはJTとあまり変わらない。
ではどうするか。
「ないものは自分で作ればいい」
RT戦(Realistic Tank Battle)レギュレーション(仮)
・200~230級(modによるブロック数削減を目指す)
・履帯車両以外可
・拠点攻撃戦
・兵装コスト制
・Tank Battle Mod, Tank Parts Mod(作:nori さん)等使用
TBMの機能(予定)
・全ブロックの金属化(不燃化&質量増加)
実装済み。
・接続強度等の調整
実装済み。Mod4LJTで実用化。
・弱点ボムの選択と爆発時の強制リスポ
実装済み。Mod4LJTで実用化。
・徹甲弾の実装(貫通演算)
実装済み。
・その他副兵装の実装
未遂。
・装甲用スケーリングブロックの実装(gizmoも含む)
 未遂。
・独自のサフェシステムの追加
未遂。
その他にもあるが、まずはこれらの実装を目標とする。
現状
Network関連の調整。スケーリングブロックの実装。Gizmo面倒
10/03/2021