しゃっくりを止める
手順
1. 息を吐けるだけ吐き出す
2. 勢いよく息を吸えるだけ吸う
3. 吸いきったところで息を止められるだけ止める
手順の途中でしゃっくりが出ても、焦らずに続ける
これで、止められなかったことがないrmaruon.icon
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手順
自分が吐いた息を吸い続ける
動脈と静脈の二酸化炭素(CO2)濃度が一致すると、しゃっくりは治まる しゃっくりは、喉周辺の刺激を引き金に、呼吸運動(横隔膜の収縮)を調節する延髄の中枢神経に異常な指令が伝わり、無意識に突然強く息を吸ってしまう現象。脳疾患や抗がん剤の副作用などで2日~1カ月症状が続く患者もおり、睡眠障害やうつ状態につながるケースもあるという。 止めるには短時間呼吸をしないなど、血中のCO2濃度を高めるのが効果的とされてきたが、動静脈血の関連性やメカニズムは分かっていなかった。
大渕医師によると、安全性を確認した上で、重症の男性患者2人に袋を使って自分が吐いた息を吸わせ続けたところ、3分前後で症状が改善。同じ条件に置いた成人男性の血中CO2濃度を測定すると、通常は低い動脈血の濃度が上昇し、3分前後で静脈血と同じになった。「CO2濃度が上がり、大脳が窒息回避の指令を出したため延髄の活動が抑制されたと考えられる」と分析。昨年、英国と中国の医学誌に発表した。