Arch Linux on T2 Mac
必要なもの
USBで繋がる外部キーボード/マウス
ドライバを入れないと内蔵キーボード/トラックパッドは使えない (Apple T2がそのへんに噛んでるので)
USB Ethernet (Linuxカーネルでそのまま使えるやつ)
USB 2.0 のハブ (なんか USB 3.0 だと動かないことがある、半刺しでうまく USB 2.0 にできる自信があるならそれでもよい)
ArchLinux Install ISO を焼いた USB メモリー
別に上に書いてある必要なものが揃ってるなら t2linux.org の ISO である必要はない(しあっちのISOは古い)
外付けキーボードがないなら t2linux.org の ISO じゃないとだめかも
Live 環境でもいいかもしれない
何があっても自己責任の心
ステップ (最初にページを最後まで読んでおくことをおすすめする)
生贄に捧げるパーティションを macOS のディスクユーティリティで作る
今回は Boot Camp を生贄に捧げるので適当にgpartedで済ませてしまった
rootfs用とEFI用の2パーティションが必要
macOSのEFIと同居する手もあるけど Boot Camp とかとカチ合うとダルいのでやめておいたほうがいいと思う
たぶん macOS は生贄に捧げないほうがいい
ArchLinux をインストールする
Linuxカーネルは t2linux.org の mbp repo の linux-mbp カーネルを使う
mbp repo の入れ方はこの中に書いてあるので頑張って読んでください
ブートローダーはなんかsystemd-bootだとうまくいかなかったのでgrubにしたがgrubはgrubでefibootmgrが帰ってこなくなったのでefibootmgrは入れないほうがいいと思う
と思ったが上のドキュメントに書いてあるように --no-nvram --removable とか付けておいたらよかったのかもしれない
追加でカーネルモジュールを入れる
apple-bce-dkms-git は mbp repo 入れてるならそっちに入ってる (AUR なしでも使える)
apple-ib-drv の方はたぶん自分でビルドするしかない
そもそもうちの環境では動いてないけど
LUKSでrootfsを暗号化する場合はそのままだと起動時に内蔵キーボードでパスワードが打てない
上のカーネルモジュールを入れた後に /etc/mkinitcpio.conf の MODULES に apple_bce を入れて mkinitcpio -P すると使えるようになるはず
これなんか公開インターネットには書いてなくて自分で見つけたんだけど一応既出じゃないか確認するためにDiscord内で検索かけたら普通に書いてあった
ファンをいい感じに設定しておく
AURだかにある mbpfan は T2 非対応なので自分でビルドすること
音声まわりの設定もやらないといけない (まだやってない)
これやらないと pavucontrol 起動した瞬間 PulseAudio が死にまくる
なんか結局だめだった
Wi-Fi まわりの設定も Wi-Fi 使いたかったらやる (まだやってない)
モニター別DPIについて
とりあえず KDE を Wayland で使ってみている
なんか Touch Bar がドライバ入れても出ない
dmesg すると apple-ib-touchbar 0003:05AC:8302.000B: tb: Failed to set touch bar mode to 1 (-110) みたいなのがいっぱい出てる
とりあえず Cmd+R で macOS Recovery に行ってから再起動→Linuxを起動でescキーだけは出るようになった (エラーは変わらないが)