ザ・キャラクター
作:野田秀樹
それは、町の何でもない 小さな書道教室からはじまった・・・。
「町の小さな書道教室、そこに立ち現われるギリシア神話の世界、それが、我々の知っている一つの物語として紡がれていく。
物語全てが、ギリシア神話さながらの、変容(=メタモルフォーゼ)をモチーフとしたお話になっています。
信じていたものが、姿を変え、 変化を遂げていく物語。
その最後に立ち現われる、 我々が知っている物語とは…。
物語尽くしの物語です。乞う、ご期待!」
一本のペンで世界を変えようと思っていた
が、そのまま最後にはサリンの袋を突き破るところに繋がるの恐ろしい
入り込んでしまった人々をどうにかしてこちらに引き戻そうとする人々の姿も痛々しい
転落事故後のどこかボタンを掛け違えて狂っていく姿が怖いし、自然すぎて怖い
言葉遊びでは済まなくなってくる
行方不明の弟の俤(おもかげ)を追って、マドロミはチェインジを叫ぶ家元に取り入る。
この人偏に弟で面影なのがすごい
サイレーンがサリンに繋がる
筆一本で空(=天=神)に大きな穴(「突」)を突き刺す
ギブミー・チェインジ、キルミー・チェンジ
野球のバットで影の状態になった役者たちが隣の人物を殴り付けていくシーンが怖かった
家元を本家で演じているのは古田新太だと思うだけで怖い。やばい。古田新太が家元だったら心が凍りつくだろうね