インタビューのデザイン
インタビュアー(インタビューする人)とインタビュイー(される人)がいるのが基本
インタビューを受けるにもスキルが必要なのだ
①相手の質問の意図を、瞬時に汲み取るスキル
②伝えたいトピックを脳内でまとめ、わかりやすく話すスキル
③アウトプットをイメージして、求められる回答をするスキル
「何のための取材か?」を念入りに伝える
その記事を読んだ人にどんな印象を与えたいのか、企業側の意図も合わせて具体的に
「誰に読まれる記事になるのか?」も念入りに伝える
どの目線・レベル感で話せばいいのか?
「当日、聞きたいことは何か?」をあらかじめ伝える
予定調和を崩し、記事を面白くするため、質問項目を伝えないこともある
当日はこんなことを聞くから、エピソードとか思い出しておいてね、と言っておく
当日は、質問をはじめる前に不安要素を取り除く
どうしても「インタビューの場」自体に緊張して、構えてしまう
「お話いただいたことをそのまま記事にするわけではない」
「インタビューの内容は、適宜、編集と広報チェックを入れる」
「(本人確認がある場合は)掲載される前に、ご本人もチェックできる」
「オフレコの内容はあとからカットもできる」
「まとめるのはわたしたち編集の仕事なので、うまく話そうとしなくてもいい。ざっくばらんに、リラックスして話してほしい」
「あなたの話が聞きたいんです」「大丈夫ですよ!」と背中を押す
自分が聞かれて答えにくい質問は、言い方を変える
質問をつくるときは、「こう聞かれて自分ならすぐ答えられるか」という基準で表現を見直してみる
問いの背後にある暗黙の前提は、場合によっては「制約」として働く場合があるということ。そして、問われた側は必ずしもその前提に従うとは限らない、ということです。ファシリテーターが投げかけた問いの前提を、参加者が問い直し、そこから新たな問いが生成されるという展開は、創造的な対話の場面ではしばしば目にする光景です。
<問いの基本性質>
1. 「問い」は、いくつかの「前提」「制約」「小問」によって構成される
2. 「小問」は、問われた側に対して、なんらかの探索を誘発する。
3. 「制約」は、「探索」の範囲に制限をかける。
4. 「前提」は、問いに明文化されていない場合が多い
5. 参加者は、必ずしも「制約」と「前提」に従うとは限らない。
自分の行動をどれだけ観察できているか
質問を投げかけられた時に、
①すでにある情報を検索して引き出し答える
②ゼロベースで情報を再構築して答える
の2つがある。②で答え続けることはなかなかできない。