Panarchy
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パナーキーという用語はベルギーの経済学者ポール・エミール・ド・ピュイ(Paul Émile de Puydt)の論文『Panarchie』(1860)で初めてこの意味で使用された。ド・ピュイは経済学におけるレッセ・フェールの思想を政治の分野に適用すれば、あらゆる種類の異なる複数の政府が平和的に共存できることを説いた。その後de Puydtの思想は1909年にNettlauによって支持された。これらの思想は殆ど世に知られることはなかったが、20世紀後半になってからen:John Zubeによって漸く世に紹介されるに至った。
パナーキズム - Wikipedia
一言で説明すれば、同一領土内に複数の国家が並列して共存して、臣民は所属する国家を選択することができるようにすることによって、市場原理に任せて「良い政府」だけが残る。という思想。民主主義(特に日本の戦後議会制民主主義)において、投票しても票割れなどによって今の政府に大きな打撃を与えられないため、国家から抜ける権利を保障することの重要性があるのではないか?みたいなことを語った。
日本語訳が存在しないのでrickshinmi.iconが翻訳して、Panarchy.orgに掲載されている
Paul-Emile de Puydt, パナーキー Panarchy (japanese) (1860)
GitHub - rickshinmi/JPNpanarchy: Japanese translation of the paper called "Panarchy" written in 1860 which emphasized the importance of individual's right to choose their governmental jurisdiction without changing their physical location.
PRで治せるようになっているので、誤訳見つけたら治してね〜
現状問題点として
ケインズ経済学とかが出てくる前の思想だから負の外部性とかの考慮が足りていない
レッセフェールマキシマリズム
ポピュリズムに対する耐性が無さすぎる。
@blu3mo: 「国家から抜ける自由」だけは全国家が認めた世界、みんな幸せになれる気がする?
人的資源を奪い合うために各国がより人気の集まる国になろうと努力して、各個人は自分の思想と合う国に移動する的な世界観
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