政体論
自分達の政治体制と比較して、その特質を論じるもの
19世紀頃までの政治思想史を大きく規定するものだった
嚆矢となったヘロドートスの「歴史」
政治体制を支配者の数で分割して、それぞれの体制を擁護する議論を提供している
Monarchy(君主制)
エリートの中で起こる見解の不一致を避ける
Oligarchy(寡頭制)
大衆は気まぐれで、無知無責任なのでエリートに任せるしかない
Aristocracy(貴族制)
democracy(民主制)
平等という価値の強調
全ての市民(not奴隷)は法のもとで平等となり(イソノミア)平等な発言権を得る(イセゴリア)
統治者の数だけで、比較するより、体制の実質的な評価も必要じゃない?という疑問
三種の整体にはそれぞれを裏返した堕落形態とも言えるものがあるのではないかと唱える
君主制
理想状態が「良い君主」なら堕落状態は「僭主制」
貴族性
うまく言ってるかどうかという場合がある
クソ解説だな原著当たるかrickshinmi.icon
民主制
大衆による暴政
結果的に、「良い君主制に勝るものはない」「最悪の政治体制は専制」が政体論における一般的な評価だった
この結論は抽象論から生まれた推論ってよりも、経験論で語った帰納法的推論
これが政体論の趨勢だったよね〜
ホッブスは例外であり、彼は意図的に形式基準によることで、一度成立した政治体制は何が何でも守られるべきだという立場を示した。
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