イーガン作品の特徴
登場人物が全員やたら理知的で、一回説明を聞いただけで全てを理解し、論理の先取りさえする。イーガン作品の登場人物がみんなイーガン並みに頭がいいとか言われてるのはこれによるところが大きい。
会話の例
(A→B→C→D→Eという論理が存在するとき)
「AはBで、つまりC」
「それはDということかい?」
「そう、そしてそれはEでもある」
たまにとんでもないアクロバット論理が登場する。
例:(A→B→C→D→Eという論理が存在するとき)Aが成り立ち、かつEが成り立つならば、BCDが成り立つことは自明。
科学としては意味のない論理だが、SFとして世界の謎を追いかけているときは、この程度の論理でも十分信頼出来るということかもしれない。